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アラビア書道とその周辺

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2008.01.20
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カテゴリ:鉄道
青春18切符がまだ2回分残っているのですが、有効期限が1月20日までなのでこれを消化すべく、「ムーンライトながら」号に乗ります。

大阪千里中央でのお稽古が16:30に終わりますので、その足で新大阪駅に行きます。
腹ごしらえに在来線側の構内にある浪速そばできつねうどん370円を食べます。ここの従業員がおばちゃんとおじちゃんで少し場末の立ち食いうどんやの雰囲気があり悪くないです。

ムーンライトながら号は大垣発23:19なので、新大阪は21:00頃出ても十分間に合うのですが、せっかく青春切符があるのですから、元を取らねばなりません。最低2,300円分以上乗らないともったいない。そこで18切符の一枚分を一旦名古屋まで乗るのに使いました。そして名古屋で時間を潰すことにしました。

新大阪発17:34の米原・敦賀行き新快速に乗り、まず米原に向かいます。土曜日の夕方ということで結構混んでいます。この電車は米原で切り離し作業を行い、前4両のみが敦賀へ向かいます。
米原駅18:52に到着しましたが、乗り継ぎの浜松行は19:08なので少し時間があります。今日も非常に寒いので、駅ソバがなかなかうまそうですが、すでにきつねうどんが腹に入っているので、ここではパスします。

米原から名古屋までは約一時間です。この電車は岐阜までは各停、その後新快速になります。
名古屋に20:10到着します。少し遅めの夕食をここで取ろうと思い、名鉄ビルの8階に行きます。いくつかレストランを見て回った後、“みそかつ 矢場とん”にしました。味噌煮込みうどん、ひつまぶしなども捨てがたかったのですが、まだ食べたことがないと理由でそこにしました。

名古屋のみそカツと言えば、普通はトンカツに赤みそのタレをかけたものなのですが、名古屋・大須1982年開業というこの老舗のとんかつ屋はちょっと違うようです。
メインメニューの鉄板とんかつは、熱く焼いた鉄板の上に、生のキャベツを敷き、その上に揚げたてのロースとんかつをのせ、仕上げに門外不出の味噌をたっぷりかけたという料理です。
すこししんなりしたキャベツと一緒に味噌が浸ったトンカツには、じゅうじゅうと湯気をたてうまそうです。すこし甘めの味噌に柔らかめのトンカツがうまく合っていますが、飽きが来るので、一味唐辛子やカラシやゴマなどを好みでかけるようになっています。定食にするとご飯・味噌汁・漬け物付きで1,785円になるので少し高い感じがします。それでも、既に8時を過ぎていましたが、ほぼ満席でした。

名古屋から少し東海道を戻り、夜行列車の始発駅の大垣まで行きます。こういう場合は、青春18切符は便利です。
22:30名古屋発の区間快速で大垣に向かいます。名古屋-大垣間は快速でも30分ほどと近く、通勤客が多く乗っています。
大垣駅に23:00に到着し、向かい側のホーム4番線からいよいよ“ムーンライトながら”号に乗ります。

ムーンライトながら号は全車指定の9両編成です。もともと特急列車仕様の車両を使っているのですが、指定券だけで乗れ、格安なため、いつも良く混んでいます。特に、土曜日の乗車率は高めですが、今日は青春18切符が使えるギリギリの日ですので、更に混んでおり、指定席は売り切れとアナウンスがありました。

列車が入選すると、お決まりのミニ撮影大会が行われます。今日のカメラマンは4~5人ほどでした。
始発の大垣では8割方の埋まり具合でしたが、名古屋でほぼ満席になりました。普通列車の夜行と言えば、若者ばかりと相場が決まっていましたが、今では私のような年齢でも全く違和感がなくなり、三婆、カメラ親父、ツーリングおじさん、鉄爺などいろいろな人種が乗っています。明らかに一昔に比べ、平均年齢が上がっています。

大垣では隣の席が空いていたのですが、金山あたりで女性が乗ってきました。余り夜行に乗るという格好ではなく、仕事帰りにそのまま飛び出して来たという感じでしたが、やたら咳をしていました。

大垣から豊橋までは普通の快速列車と同様に、穂積、岐阜、尾張一宮、名古屋、金山、大府、刈谷、安城、岡崎、蒲郡と停まります。一駅一駅の停車時間も短く普通の通勤電車と全く同じ感じで走りますが、全車指定列車ですので、乗るためには席が空いてなくても、普通乗車券の他に別途510円払わなければなりません。車内放送でくどいぐらい説明しています。近郊の駅で降りる酔っぱらいが、間違って乗りこまないようにだと思います。間違って乗ってしまったら、静岡まで上り電車はありませんから。

特急仕様のこともあり、座席の背もたれかなり深めに倒れますが、やはり寝るにはちょっときつめです。また、もともと夜行列車仕様でないためか、車外音がかなりうるさく聞こえます(それはそれで夜行列車の良きBGMではありますが)。
夜行列車は減光していた記憶があったのですが、この列車は煌々と灯りがつけたまま走行するので、アイマスクをしている人も多いです。

豊橋からは停車駅も特急並に少なくなり、浜松、静岡、沼津、熱海のみの停車となります。豊橋を過ぎると車内放送がなくなります。当然誰も起こしてくれませんので、途中駅で下車する人は自己責任になります。

静岡駅には2:17に停車しました。ここで下りのムーンライトながらとすれ違います。下りのムーンライトは静岡で22分停まりますが、上りは2分しか停まりません。その代わり沼津で17分停車します。

沼津駅では時間調整をすると同時に貨物列車を先に行かせます。
この時間帯になると乗降客はほとんどいなくなるのですが、沼津で隣の席の女性が降りました。まだ早朝3時半ごろです。こんな時間に沼津に来なければならない理由は何なのか?と西村京太郎ばりに勝手に考えます。代わりに、指定券が買えなかったためにデッキで立っていた(というよりうずくまっていた)若者らしき男が座りました。
沼津駅では一旦ドアが閉まり、手動開閉になります。ドア付近にあるボタンを押して乗降します。省エネです。

横浜駅付近になると、車内放送が復活します。まだ暗く外はほとんど見えませんが、何となく見慣れた景色が流れています。
4:40に全く遅れもなく横浜駅に到着しました。まだ横浜駅は線路工事をしています。
個人的には、もうちょっと遅めに着いて欲しいのですが、すでに一番電車は動いていますので支障がないのでしょう。

これで18切符はほぼ有効に使えましたが、まだ丸一日使えます。

鉄板とんかつ





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最終更新日  2008.01.20 15:32:28
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