アラビア書道とその周辺

今日は、西新宿と横浜での９月最後のお稽古で、今期最後のお稽古日でもあります。
ただ、１０月に生徒合同作品展があるのでどちらのクラスの方もそういう雰囲気はなく、多くの方が作品作りモードに入っています。

両方のお稽古場所ではかなり状況が異なります。

西新宿の方は２年ほど前から始めた方が多のですが、人生経験豊富な方が多いためか、なかなかユニークな作品ができあがりそうです。
意欲的な方が多く、色々な習い事をされたことがあるので、デザインに凝る傾向にあります。
縁にどんな色を入れたらいいのか、紙にはどんな色を使ったらいいのか、額縁は手製のものを使いたいとか、ワイワイガヤガヤとまるで図工の授業をしているようです。
色々な種類の紙をあちらこちら歩いて購入してきたり、メジウムを原液のまま塗ってツルツルの光沢紙になったものに書いたり、スプレー掛けまくった紙、キンコーズでいろいろな紙をコピーしたりとなかなかバラエティに富んでいます。
そして人生経験豊富なこともあり、かなり手際よく準備ができており、早ければ来週にでも出せそうな勢いです。

一方横浜は１５年選手を含め、比較的長くお稽古をされている方が多く、作品展にも何度も出品しているため、ある意味余裕があるというか、まだまだ準備ができていないという方がほとんどです。
いつものようにギリギリまで粘るという体勢にあるように見えます。その割には複雑なデザインものを予定されている方が多いので、果たして本番までに間に合うのか多少気にはなりますが、いつも当日の朝まで粘って出されているので、まあ大丈夫でしょう。
一方、新人の方もそれに触発されて頑張っています。まだ文字の方は多少難はありますが、その分勢いのある文字で挑戦します。

作品展まであと３週間余りになり、皆さんエンジンがかかってきました。