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アラビア書道とその周辺

アラビア書道とその周辺

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2011.08.28
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カテゴリ:アラビア書道
本棚の端っこから、以前、銀座の伊東屋のお習字のコーナーで買った水書き書道のキットが出てきたのでちょっと書いてみました。

もともと毛筆で書くためのものなので、アラビア書道用の竹筆で書くのは難しいだろうなと思ってそのまま放っていたのですが、改めて書いてみると、多少ひっかかりはあるものの、意外にスムースに書けました。

特に太めの筆(7ミリ幅以上)で多少水を多めに含まして、余り力を入れず、ゆっくりと書けば、なかなか気持ちよく書けます。ハネの部分や細い線も思った以上にシャープに出ます。

水を使うのでこぼしても墨汁ほどの影響はないし、服や手に付いても問題ありません。
すぐに乾くので紙は3枚ほどあれば何時間でも練習可能です。
500回は使えると書いてありますので、コストパフォーマンスも悪くないです。

現在、アラビア書道用の練習用にはアート紙を使っていますが、ちょっと手に入れにくいし、代用できるチラシなどは薄すぎてすぐ破れてしまいます。
また、書き損じの紙はそのまま捨てると、イスラム教を信仰されている方には快く思われない方もおられるので、簡単に捨てることはできず、なかなか処分に困るのですが、この紙だと捨てても文字は残っていないので安心という面もあります(但し強く押しつけて書くと少し線の跡が残ります)。

まあ、難をいえば、意外に早く乾燥してしまうので、2~3語書くと既に初めの方の文字が消えかかってしまうことです。
1時間ぐらいそのまま書いた字が残れば、コピーを取ることもでき、いろいろ書いたうちのベストのものを残すこともできそうです。

メーカーは万年筆のパイロットで価格は1,050円(毛筆付き)ですが、他に呉竹も同様の製品を出しています。また、紙だけも売っています。
別のところから、「水書きグー」という製品がでており、こちらは1m幅で最大10mの長さのものまで揃えています。ポリエチレンで裏打ちしているので、消えるまで多少時間がかかるかもしれません。現在取り寄せ中ですので、また試してみます。

赤色の紙に書いたsaraTaan(サラターン:カニの意)





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最終更新日  2011.08.28 20:09:54
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