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アラビア書道とその周辺

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2016.01.19
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カテゴリ:映画
新聞に「千年医師物語~ペルシアの彼方へ~」という映画宣伝が出ていました。
ペルシア時代の医師であり哲学者でもあったイブン・スィーナが題材となっているとの説明があり、これは面白そうと思い、見に行ってきました。

ところが主人公はイブン・スィーナではなく、理髪師(当時は医師として怪しい施術をしていた)の弟子になっていたクリスチャンのイギリスの青年。彼はイスファハンのイブン・スィーナに会うためロンドンを離れ、イスファハンにたどり着き、彼の弟子になり、医療技術を学び、ロンドンに戻り、病院を開くという話。

当時イブン・スィーナがいたイスファハンは繁栄しており、多様な民族や宗教の人間が住んでいた。しかし、周りには中央アジアのセルジュークがイスファハンを狙っていたいた。一方、イスファハンの中にも過激なウラマーが若者を扇動しユダヤ教徒に迫害を企てていたという状況が描かれています。

生々しい解剖の場面、ペストの蔓延、戦闘の場面、ユダヤ人女性との恋愛の話ありと内容は盛り沢山。2時間半ぐらいの長編ですが、場面変化が多く飽きさせません。

ただこの話は史実ではないので、注意が必要です。イブン・スィーナも実際は病死と言われています。

ドイツで作った2013年の映画ですが、セリフはすべて英語。撮影はモロッコとイギリスというなかなかインターナショナルな映画。

関東では有楽町スバル座と横浜シネマリンで上映。全国でも6館のみと非常に希少。

千年医師物語s.jpg






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最終更新日  2016.01.27 00:51:59
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