久しぶりの「スティング」
久しぶりに時間が空いたので、何か映画を見ようとインターネットで探してみましたが、夏休みのためか子供向けが多く、それ以外のものも、シリーズものばかりだったため、今回はパスかなと思ったところ、大阪梅田のTOHOシネズが昔の映画「スティング」が上映中でしたので、入ることにしました。1973年製作なので40年近く前の映画です。主役がポール・ニューマンとロバート・レッドフォードです。以前に何度かみていますが、実に久しぶりに見ることになりました。内容は、ギャングの売上金をそうとは知らずにうまく騙して手に入れた詐欺師グループの一人が、そのギャングに殺されたものの、協力してそのギャングの親分を大仕掛けの仕組みを作って、騙して、仇をとるというお話です。その大掛かりな詐欺の仕組みの指揮をとるのがポール･ニューマン扮するゴンドロフという、かなり怪しく、そして素晴らしく格好いい詐欺師です。ロバート・レッドフォードは殺された詐欺しの相方ですが、ゴンドロフに大役を任された一人の青年役です。その騙し方がなかなか凝って、緻密です。いろいろな難題が降りかかってくるのですが、うまく切り返し、リスクヘッジもちゃんと行われています。プロジェクトの流れを見るようです。プロジェクトが大団円に終わるのも、最後にスカッとするのも、夏向きです。ＴＯＨＯシネマのこの名画シリーズは何本か夏休み中に上映されるようで、特別料金で誰でも1,000円で見れて手ごろです。次回は「明日に向かって撃て」と、これまた懐かしい映画です。ＤＶＤでも借りられますが、やはりこういう映画は映画館でみるべきものでしょう。主題歌はスコット・ジョプリンの『ジ・エンターテイナー』を30年代に編曲した曲で、軽快なピアノ演奏が全編を流れます。
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