カテゴリ:12歳バレリーナの成長期ダイエット
グルジア国立バレエによる『白鳥の湖』を観た
一幕の一場が、バレエカンパニーが『白鳥~』の初日に向けてリハーサルをしている場面である。 二場はプリンスパルの"夢の場"という独特の版になっている。 これは、2005年にボリショイバレエのも元スターダンサーであり、元芸術監督のアレクセイ・ファジェーチェフが、グルジア国立バレエのために製作したものだと言う。 全幕物でこのような『白鳥』をはじめて観た。 簡潔な流れで、重要で一番魅せたい所を重点的に見せる手法として、感心した。 『白鳥』の見せ場というと、まず一幕の第二場。ブランバレエをたっぷり堪能させてくれる。 コールドバレエの美しさは、魂に染み入る感覚でジンジンと来る。 ここがバレエ団の質の高さが露出する部分だと思う。 白鳥の形、一糸乱れぬそろった動作と、身長や足の形などの体形。 ロシア系のバレエ団というと、マリインスキー、ボリショイ、キエフ、レニングラードなど本当にたくさんのバレエ団が日本にも公演にやってくるが、それぞれ格の違いがあり、特徴がある。 アナニアシビリが芸術監督を務めるグルジアは、ボリショイ系列と見ていいのだろうか? 先般見た○○バレエの『白鳥』と見比べてしまうと、やはり、レベルの高さを感じずにはいられない。主役はともかくとして、コールドバレエの質の高さは、いつロシアに追いつけるのだろうか?と思ってしまった。 美しかった。 さてもうひとつの見せ場である第二幕第一場。 アナニアシビリは、年齢や世界的人気など、ギエムと並び称されることが多いと思う。 それは超絶技巧についても。 今回黒鳥のバリエーションはグレゴロービッチ版であった。コーダのフェッテは29回だったと娘が言っていた。 超絶技巧を堪能するときは、終わったのだろうか。 演技の深さ、円熟味に感動したと娘も言う。 ジークフリート役はウヴァーロフ。手足長く、舞台に映える。今回の演出では、『白鳥』の悲劇 性を強調することなく淡々と語られたことも要因だろうか。非常に淡白で影が薄かったように思うのだが・・・ 初めて楽屋口で出待ちをし、サインを貰うことができた。 娘は大喜びである 舞台の存在感が大きくて、実際はそんなに大きくはないニーナ。お化粧落としてても、濃いねえ、お顔が。ホントにバレエに愛された人だ。 グルジアバレエの少女たちはみんな美しく、初々しかった。サインを求められると、サインをしているところを友達同士でカメラに収めていた。カワイイ 見知らぬバレリーナにもサインを貰うことは、演技を讃えることでもあるんだな、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 21, 2007 10:52:37 AM
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