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あま野球日記@大学野球

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2005.09.30
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カテゴリ:近鉄バファローズ
久々に『大阪近鉄バファローズ 伝説の野
武士集団 DVD BOOK』(宝島社刊)
を見ている。

酒をしこたま飲んで帰ってきたばかりなの
かもしれないが、相当感傷的な気分に浸っ
てしまう。

DVDのワンシーンに近鉄バファローズが
パ・リーグ初制覇をしたときの映像が収め
られている。当時の西本監督が胴上げ後に
お立ち台にあがって、ファンに向かって語
った言葉がいい。

時は、1979年10月16日。
対阪急戦。最終回、投手は山口哲治。
知る人ぞ知る元智弁学園エース。
近鉄初Vの立役者で当時二十歳(?)だった。

最後のバッター蓑田を三振に打ち取り、優勝
を決めた。

スタンドを埋める花吹雪の中、西本さんが宙
に舞う。歓喜の中、西本さんはお立ち台へ。
優勝監督のインタビューが始まる。

インタビュアーも、野暮なことは聞かず粋だ
った。

「30年目で初めて、チームを率いて6年目。
何も聞きません。胸のうちを語ってください」

--------------------
「長い間、ご辛抱いただきまして...
(西本さん、感激して言葉に詰まりしばし沈黙)
 
 その間、熱烈なご支援をいただきまして、
 ありがとうございました。ずいぶんとつらい
 長い道のりでしたけれども、やっと阪急の城
 を倒すこと、今日やっと実現しました...」

--------------------
たしかに長い道のりだったのだ。リーグの「お
荷物球団」と長いこと言われていた。その事実
と、阪急を強豪に仕立て上げた後に近鉄に移っ
た西本さんの思いも交錯したのだろう。

文章にしてしまうとインパクトが小さいのだけ
れど、言葉の端々にこれまでの苦労が報われた
西本さんの心からの喜びが伝わってくる。

いつか楽天もこうなればいい。
数年後なのか、10年後なのかはわからないけ
ど。そのときの監督がこういう。

----------------------

「長い間、ご辛抱いただきまして...(嗚咽で声
が詰まる)、その間東北の皆さんをはじめファン
の皆さんの熱烈なご声援をいただきましてありが
とうございました。思い起こせば、最初の年には
97敗という悲惨な成績でした。ずいぶんとつら
い長い道のりでしたが、ファンの皆さんはもちろ
ん、オーナー、フロント、コーチ、選手の団結に
より、『楽天は弱い』という世間の声を倒すこと、
今日やっと実現しました」と。

----------------------

チームも、選手も、フロントも、ファンも、皆なで
素直に優勝を喜べるチームに、楽天がいづれなれば
いい。

さて、優勝がいつになるかわかりませんが、その時
に一緒に優勝を分かち合える監督はだれ?選手たち
は?









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Last updated  2005.10.01 02:27:51
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