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あま野球日記@大学野球

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2007.04.28
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カテゴリ:メジャーリーグ
松坂大輔vs松井秀喜の対決で注目された
レッドソックスとヤンキースの一戦。

2人の対決は3度あった。

第一打席 中飛
第二打席 四球
第三打席 中飛


そして松坂の成績は、6回を投げ
打者27、被安打5、奪三振7、与四死球4、失点4。

決して松坂の調子は良くなかったようだ。
テレビで解説をしていた与田剛氏(木更津中央高-
亜細亜大-NTT東京)が盛んに言っていたけど、

「セットポジションになると抜ける球が多かった」。

特に4回、3つの四球を連発し不運な安打も重なって
一挙に4点を失った。

以降は立ち直り、6回を投げ切って勝ち投手の権利を得た
ままマウンドを降りた。

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いま日刊ゲンダイでは、「松坂大輔物語」という記事を
連載している。

両親の出会いや松坂の赤ん坊の頃から物語が始まり、いまは
シニアリーグ(中学硬式野球)時代について描かれている。

所属していたのは、東京にある江戸川南シニア
知る人ぞ知る「超」名門のチームだ。なのにある日、
松坂は「野球を辞めたい」と言い出す。理由はポジションを
投手から外されたことが面白くないという。

一度言い出したら、総監督や親などオトナの言うことにも
頑として首をタテに振らない松坂。その様子を見て一計を
案じた総監督、知り合いの帝京高前田三夫監督に松坂の
目の前で携帯電話で連絡をする。

「うちのチームにいる松坂という投手を憶えているだろう。
高校は帝京に入れてくれないだろうか」。


以前、江戸川南シニアのゲームを観戦し、松坂を気に入っていた
前田監督、あっさりとこう答えた。

「あのプックリした投手だろ。いい投手だ、帝京に来いよ」。

何としても高校生になったら、投手として甲子園に行きたい!
そんな夢を持っていた松坂、甲子園に最も近い高校は帝京高と
考えていた。だから「帝京」と聞いて松坂はニッコリ微笑んで、
シニアで野球を続けることに同意した。

最終的に「帝京高」ではなく「横浜高」に行くことになるのだけど
(その理由は後日)。もしこの時、「野球を辞める」という松坂を
誰も止めることができなかったら、メジャーのマウンドに立つ今日
の松坂の姿はなかった。

テレビを見ながら、その記事のことを思い出していた。



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Last updated  2007.04.28 12:30:26
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