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カテゴリ:高校野球
今日の朝日新聞。「甲子園トーク」の第2回は、
元・近鉄ファミリーの太田幸司氏(現・評論家、三沢高)、 坂本佳一氏(現・会社員、東邦高-法政大)、荒木大輔氏 (現・ヤクルトコーチ、早稲田実)3人の鼎(てい)談だった。 この3人の取り合わせ、甲子園で「アイドル」と呼ばれた 共通点がある。 近鉄入団時「太田殿下」と呼ばれていた太田氏のエピソード。 「僕のところには『青森県 太田幸司』だけで、全然知らな いファンから年賀状が届いた」 そして「バンビ」と呼ばれた坂本氏。 高校入学の際に愛工大名電高を受験したが失敗。その悔しさ が糧となって、 「東邦高では、県予選で名電に勝つことだけを目標にして いたら、あれよという間に甲子園の決勝まで行ってしまった」 と語っていた。 そして「大ちゃん」こと荒木氏。 「僕の甲子園での活躍を見て、『大輔』と名付けられた子供 たちがいる(例:松坂大輔)。だから、彼らの先頭に立って あげる責任があると思っています」 ------------------------------------------------------ この3人の中では、ボクは「バンビ坂本」が一番印象深い。 大学時代、残念ながら彼が神宮のマウンドに立つ姿を見たこと はなかった。 高校時代に有名になりすぎたことが、大学に入って裏目に出た のだろうか? などとずっと思っていたが、wikipediaで調べて みると、ちょいと事情は違うらしい。 それは、猛練習による「イップス」が原因と紹介されている。 「イップス(Yips)」・・・。 精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の 思い通りのプレーができなくなる運動障害のことと、wikipedia には書いていた。殊に野球の場合には「送球恐怖症」とも呼ばれ るらしい。 技術的な理由ではない。投手が打者に立ち向かう時、また内野手 が一塁に送球する時、なぜか全くあらぬ方向に投げてしまうこと。 ------------------------------------------------------- それを聞いて思い出した選手がいる。 元・ヤンキースの二塁手、チャック・ノブロック。 ボクは、あまりメジャーの試合をテレビ観戦しない。ただ偶然に ノブロックの一塁への悪送球を見たことがある。その送球は、 少しコントロールが狂ったなんてものではない。一塁手の構える ミットとは、まるで違う所へ放っていた。 解説者曰く、 「これは精神的なものに起因していて、ノブロックはこういった 送球が多いなぁ」と解説していたことがある。 ノブロック、このイップスが原因となって選手生命を縮めてしまった ようだ。 1日1クリックお願いします >>人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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