■横浜高 6-5 浦和学院高■
横浜 021 010 020 = 6
浦学 020 000 021 = 5
会社を出る時、サイトをチェック。
第4試合の横浜高vs浦和学院高戦がまだ
行われていることに気づいた。
このまま電車に乗って家に帰れば、たぶん試合は
終わってしまう。ならばと、仲間と連れ立って会社近くに
ある赤提灯へ。料理は美味くないし酎ハイはやたらに
濃いけれど、この店にはテレビがあるし、野球好きの
マスターがいる!
店に到着すると8回表、横浜高が攻撃中。
スコアは4-2で横浜高がリード、二死ながら走者を
二・三塁に置いて、打者は7番(本来は主軸)のスラッガー・
筒香嘉智。
我らオジサンたちはビールや酎ハイを片手に、
「ここは敬遠だ!」と叫んでいたが、
浦和学院高の2番手投手・高島政信は真っ向勝負。
カウント1-1から真ん中高めに投げた直球をレフトに弾かれ、
2者が生還。スコア6-2と点差が広がる。
諦めない浦和学院、8回裏の攻撃。
ヒットに野選を絡めて一死満塁のチャンスを迎える。
そこで、こちらも7番の長谷川樹が打席に立ち、
レフトフェンス直撃(あわや同点の満塁本塁打)を放ち、
スコアは6-4。
横浜高・エースの土屋健二はわりと好不調の波が大きい
投手という印象がある。ちょうどこの時は球が上ずり加減で
浦和学院が同点に追いつくのも十分に可能と思えた。
なおも二死一・二塁のチャンスに、8番・福士統平が放った
打球は左中間の深部に飛ぶ。一見抜けたかに見えたが
レフトが好捕。なぜか二塁走者が三塁付近まで駆けていて、
球がレフトから二塁に転送されフォース・アウト。
「なぜハーフウエイで止まらないんだ?」
酔っ払いたちがそう叫んだときはすでに時期遅し。
事実上、この時点で勝敗は決してしまった。
浦和学院高・森士監督のコメント。
「ミスは大きかった。それでも選手は、大舞台で王者を追い詰める
など、存分にたくましさを見せてくれた」
一方、横浜高・渡辺元智監督のコメント。
「土屋はふがいないピッチングだった。
心中するつもりで投げさせた。
楽に勝たせてはくれない」
------------------------------------------------------
埼玉県内では圧倒的に強いのに、甲子園ではあまりに脆い
浦和学院高。一昨年も昨年も初戦敗退し、
裏切られた気分だったファンも多い。
でも今年は違った。
予想以上に強豪相手に善戦をし、ボクもそうだけど、
浦和学院を見直した埼玉在住のファンも多いはずだ。
負けたけど、よくやったぞ。
ウ・ラ・ガ・ク~
1日1クリックお願いします
>>人気ブログランキング