首都大学リーグ・1部。
昨日、筑波大vs大東文化大2回戦が行われ、
1回戦に続き筑波大が勝利。3つ目の勝ち点を挙げた。
大東大 100 100 100 =3
筑波大 000 103 100 =5
6回裏、逆転打を打ったのは筑波大の5番・青山直史
(4年、愛工大名電高)。一死満塁のチャンスに登場し、
走者一掃の三塁打を放った。
----------------------------------------------------
この青山、高校時代には現在チームメイトになった
坪井俊樹(4年、社高)と甲子園で戦ったことがある。
それは2004年のセンバツ、準決勝でのこと。
【2004年センバツ・準決勝】
社高 000 100 001 =2
名電 002 010 000 =3
一昨日このブログで書いたとおり、愛工大名電高は計13個の
バントを繰り出し、社高の坪井を揺さぶり続けた。その皮切りに
なったのは3回裏、青山のバント。これが社高の敵失を誘い
先制点を導き、愛工大名電高の勝利に大きく貢献した。
------------------------------------------------------
そして筑波大の先発投手は久保貴大(1年、佐賀北高)。
4イニングを投げ、被安打2とゲームメイキングに貢献した。
久保貴大。
憶えている方も多いと思うけど、彼は昨夏の甲子園で優勝した
佐賀北高のエース。
アサヒ・ドット・コムには、その決勝戦の模様が記されている。
110球目。最後の打者への決め球は、やっぱり得意のスライダーだった。
空振り三振。佐賀北に歓喜の瞬間が訪れた。久保は一瞬、
頭の中が真っ白になったが、両腕を突き上げると駆け寄ってくる
仲間たちにもみくちゃにされた。
「きょうは苦しく、試合が長く感じた」
先発の馬場が打ち込まれ、2回途中からマウンドへ送られた。
この日で7試合目。疲労はピークで、腕が振れず、ほぼ毎回長打を浴びた。
味方の攻撃は三者凡退が続き、ベンチでゆっくりと休む間もなかった
逆転劇を呼び込んだのも、久保だった。佐賀大会からの通算安打は1本。
だが、4点を追う8回1死無走者で、
「絶対につなごう。打てる球は積極的に打っていこう」
左前安打で出塁すると、安打と2四球で生還。
副島の逆転満塁本塁打につなげた。
参加校数4081校。強豪私学でもなんでもない「普通の公立高校」のエースが、
甲子園の優勝投手になった。 (以上、アサヒ・ドット・コム)
筑波大、戦力の充実ぶりには目を見張るものがある
-----------------------------------------------------
余談だけど・・・、
佐賀北高、優勝メンバーの進学先を。
■久保貴大とともに投手の軸だった馬場将史は中央大
(東都大学リーグ2部)。
■バッテリーを組んでいた捕手・市丸大介は早稲田大
(東京六大学リーグ)。先日、公式戦に初登場した。
■馬場崎俊也は立命館大(関西学生リーグ1部)。
■決勝戦で広陵・野村祐輔(現・明治大)から逆転満塁本塁打を放った
副島浩史は福岡大(九州六大学リーグ)らしい。
1日1クリックお願いします
>>人気ブログランキング