今日行われる明治大vs慶應義塾大1回戦。明治大の先発は間違いなく
野村祐輔(2年、広陵高)だろう。先週の東京大戦で岩崎脩平(2年、海城高)
から本塁打を浴び、それまで続いていた自責点0が52イニングで途切れて
しまったが、まだ2年生ながら(今季も含め)通算7勝(0敗)を達成している。
◇野村祐輔、関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「東京大、明治大戦に星落とす」 (2009.4.19)はこちらへ。
野村祐輔、これまで(07年春~今季4月19日まで)の通算成績。
7勝0敗、防御率0.69、奪三振率11.38、与四死球率2.60。
※早稲田大・斎藤佑樹(3年、早稲田実)が2年生の春季シーズンを終了した時点
で11勝(4敗)だったから、野村が勝ち星で斎藤に追いつく可能性は十分にある。
| 試合数 | 勝 | 敗 | 打者 | 投球回 | 安打 | 四死球 | 三振 | 自責点 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 |
2008年春 | 9 | 3 | 0 | 77 | 20 | 14 | 4 | 21 | 4 | 1.8 | 9.45 | 1.80 |
2008年秋 | 7 | 2 | 0 | 130 | 34 2/3 | 18 | 13 | 41 | 0 | 0 | 10.64 | 3.38 |
2009年春 | 2 | 2 | 0 | 42 | 11 | 6 | 2 | 21 | 1 | 0.82 | 17.18 | 1.64 |
通算 | 18 | 7 | 0 | 249 | 65.7 | 38 | 19 | 83 | 5 | 0.69 | 11.38 | 2.60 |
以下、日刊スポーツより。
「明大、野村53イニングぶり自責も16K完投」 (4月19日付)
明大・野村が53イニングぶりに自責点を喫した。7回2死から岩崎にスライダーを
右翼席に運ばれ、昨春早大2回戦以来の自責点。それでも、最速147キロの直球
を武器にリーグ戦自己最多の16奪三振で2失点(自責1)完投勝利を挙げた。
「チーム開幕戦で緊張したけど勝てればいい。自責点は気にしません」。
2年生としては02年の一場(ヤクルト)以来のエース番号「11」を背負う男に、昨秋
マークしたリーグ史上5人目の防御率0・00はすでに過去のことだった。新学期から
川上(ブレーブス)も所属した「企業分析」ゼミに入った。景気を見極める力を養い
ながら、マウンドではピンチに中堅後方の日章旗を見て心を落ち着かせるなど窮地
の自己分析も怠らない。
「今年は僕がチームを引っ張る」。数字にこだわらないエースには2季ぶり。覇権奪
回しか見えていない。
(注意)
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