富士大が全日本大学選手権大会で12年ぶりに勝利した。奇しくも今日の相手は、
12年前にスコア4-1で勝利した徳山大だった。
徳山大 001 000 000=1
富士大 000 001 10X=2
(徳)岡村、(富)守安
1回、2回とチャンスを作りながら先制点を奪えなかった徳山大。ついに3回表、
先制に成功する。二死走者なしの場面で、4番・岸村祥太郎がカウント2-2から
118kmの変化球にうまくバットを合わせ、レフトスタンド中段に本塁打を放った。
一方、こちらもチャンスがありながら得点できなかった富士大。6回裏、やっと同点
に追いつく。一死走者二塁の場面で、4番・古川貴広が低めに落ちる変化球に、
腰を落とし体勢を崩しながらレフト越えの適時打を放ち、同点に。
富士大の反撃は続く。7回裏には、二死で走者を三塁に置き、1番・佐藤弘典
が(逆方向の)三塁線へ強いゴロを叩いた。この打球が三塁手のタイムリーエラー
を誘い、富士大は逆転に成功し勝利を決めた。
富士大・青木久典監督の勝利インタビュー。
「今日の勝因は、選手たちがいい野球をやってくれたこと」
富士大・守安玲緒投手の勝利インタビュー。
「今日の自分のピッチングは70点。序盤は変化球が決まらなかった」
(守安、今日の成績)
9回、136球、被安打7、与四死球3、奪三振11、失点1。
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富士大は、センバツ高校野球で準優勝した花巻東高と同じ岩手県花巻市にある。
花巻東に続き神宮でも「花巻」旋風が起きるかもしれない。ぜひ期待したい
◇花巻東高の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「花巻東、敵愾心が引寄せた決勝進出」 (2009.4.1) → こちらへ。
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