今日(10月29日)、ドラフト会議が終わった。
■注目の花巻東高・菊池雄星には6球団が指名。西武が交渉権を引き当てた。
事前には9球団からの指名も!?という予想もあったが、指名回避する球団もあった。
■法政大の二神一人(高知高)、武内久士(徳島城東高)はそれぞれ阪神外れ1位、
広島3位で指名を受けた。
先日行われた法政大-明治大3回戦(10月27日)。9回表途中、4番手の投手として
マウンドに上がる武内に、この日先発した二神がベンチ前で何やら囁いていた。
二神が武内の腰に手を当て語りかける姿を見て、「あ~、この2人が一緒の姿を
見るのはこれが最後なんだなぁ・・・」なんて、ボクはしみじみ思ったものだった。
■亜細亜大の中田亮二(明徳義塾高)は中日から3位で指名を受けた。ボクが初めて
彼を見たとき、体格のわりに身体の動きが俊敏だったことに驚いた。そして今夏行わ
れた日米大学野球での絶不調ぶりにも驚かされた。ただ秋季リーグ戦では通算
100本安打を記録し、プロに進むいい区切りとなった。
■立教大の戸村健次(立教新座高)。ボクにとっては高校-大学を通してずっと生観戦
してきた初めての選手。楽天の外れ1位で指名を受けた。当面、高村祐(元・近鉄)
コーチから指導を受けるのかな?
■創価大の大塚豊(創価高)は、大学の先輩・八木智哉と同じ日本ハムに進むことに
なった(ドラフト2位)。ボクが3年前に東京新大学リーグを見始めた時から、マウンド
上には常に大塚の姿があった。それだけ活躍していた投手なのに今ひとつ評価が
低いように思っていたが、2位指名ならOK!じゃなかろうか。
■早稲田大の松下建太(明徳義塾高)は西武から5位で指名を受けた。思ったより
低い順位だったけれど、ここ1~2年は登板機会に恵まれなかったためやむを得ない
ともいえる。 松下で思い出すのは昨年(2008年)5月17日、対明治大戦で浴びた
サヨナラ本塁打のこと。スタンドから見ていて松下の姿が可哀想でならなかったナ。
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