2009年11月22日に行われた「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs
大学日本代表」のこと。
■この試合、主審を務めたのはNPBセ・リーグ所属の審判員・深谷篤さん(愛工大
名電高-法政大-三菱自動車岡崎)だった。
深谷篤さん。
■法政大時代は全日本大学選手権の優勝に貢献した選手だった(1995年)。
昨年、法政大が同大会で優勝したのは14年ぶり8回目だったが、その14年前
とは、深谷がいた時のことを指す。当時、法政のチームメイトには、エースだった
矢野英司(元・横浜、横浜高)や副島孔太(元・ヤクルト、桐蔭学園高)らがいた。
しかも当時の法政大監督は、山中正竹さんだった。
■愛工大名電高時代はイチローとチームメイト。1991年センバツに一緒に出場
した(イチローはエース、深谷は主将)。初戦で松商学園高と対戦、深谷が先頭打者
本塁打を放ち幸先のいいスタートを切ったものの、試合はスコア2-3で惜敗した。
当時の新聞記事に、主将だった深谷の試合後のコメントが紹介されていた。
「1回に2点を返し、このままいけると思った。チームのムードは良かった。だが、
上田君のワンバウンドするようなカーブを、打たされてしまった。どうしても、この試合
に勝って、天理と対戦し、夏の雪辱を果たしたかったのに」
(朝日新聞1991年3月30日付)
コメントにる松商学園の「上田君」とは、元・日本ハムの上田佳範のこと。
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