カテゴリ:イベントとアート
藤田嗣治生誕120周年記念の展覧会です。
エコール・ド・パリの裸婦が有名ですが、生涯の作品を一度に見ることのできる貴重な物です。 乳白色の肌の裸婦の傍らにいる猫は日本画の手法を使って描かれて居るようですね。 しっぽのふわふわした感じがとってもすてきです。 自画像にもしばしば猫が現れていて猫好きなんだなあと思いました。 珍しい戦争画もありましたが、これがきっかけに日本を永久に離れることになるわけですが、テーマや構図や群衆の描き方にもこだわりが感じられ戦争を鼓舞すると言うよりは悲壮感が漂う感じです。 「5人の裸婦」は絵の木の床の木目と額縁がつながって見えてすごい広がりが感じられました。 あとは日常使っていた小物などがあり、晩年はフランスでどのように過ごしたのか日本のことは恋しく無かったのか気になりました。 企画展の他に常設展も見られ、4階の休憩所ではいすに座ってしばらく皇居の堀を眺めていました。桜の季節だったらもっと良かったのになあ。 この間行った西洋美術館にも藤田嗣治の絵がありました。時間に余裕があればこっちも見てね。 4月20日から木曜日も8時まで開館しているので仕事帰りに寄るのも良いですね。 是非ご覧ください。 東京国立近代美術館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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