刺繍のポットマット
泥染で描く小さい枠に刺繍の模様を閉じ込めたミニマットに仕立てて贅沢な楽しみ方ができるのがこれ。コースターのサイズに素材を注文し、材料はそのときそれぞれに裏をつけ加工することで、ちょこっとした贈り物にも最適な一品になる。枠の部分だけを泥染して一枚一枚仕上げてから刺繍をする。一枚一枚の色の組み合わせも、神秘の模様も、すべて一点一点が異なる魅力を放っている。一番手頃でおすすめしやすいので初期の頃から今も少しずついつもある。今回は額装用にオーダーを受けて、いつもより一回り大きめの刺繍、ちょっとの差だけれど迫力が増し、刺繍の美しさが際立った。色の組み合わせや模様の出来が良かったってことかな。刺繍の周囲に黒いシミのようなものがあるが、泥で染めてることを思い出させる素朴な一面。透明のハーブティーを入れるポットや花瓶を置くのにもいいし、毎日の机にのせておくと何かと大事なものを置くスペースができたりする。そんな小さな嬉しい空間で気持ちを豊かにしたい。