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1/26~4/9まで東京都美術館で開催されている「エゴン・シーレ展」を観に行ってきました。
ずっと休暇が取れておらず、GWの代休を今頃取ることができたのです。 エゴン・シーレは学生の頃、衝撃を受けた画家のひとりです。 猥褻な絵やそのモデルに少女を使ったことで捕まったことがあったり、戦争があったりということばかりでなく、28歳という若さで亡くなったため、活動期間が長いとは言えません。 でも、強烈な表現力は、当時からも認められた画家でした。 私は彼が結婚前に描いた絵の方が、強烈な印象があって惹きつけられました。 当時の恋人でモデルであったヴァリー(ワリ―)を描いた絵です。 シーレはこの恋人を捨てて中産階級の令嬢と結婚しますが、それでも彼女を忘れられず別れたがらなかったと言います。シーレの芸術を花開かせたミューズであったことは間違いないのですから。 でも彼女はシーレと別れ、従軍看護婦となっています。 今回の展示で「悲しみの女」を観ることができたのが、私にとって一番嬉しかった点です。 1991年のエゴン・シーレ展で観て以来、30年以上も経っての再会。 あの時の衝撃を思い出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月26日 18時06分09秒
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