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1/21~4/2東京ステーションギャラリーにて開催している「佐伯祐三展 自画像としての風景」を観てきました。
先日観てきたエゴン・シーレも早逝した画家でしたが、佐伯祐三も30歳の若さで亡くなった画家です。 およそ100年前、パリに渡った才能あふれる画家ですが、なかなか単独の企画展は観ることはできませんでした。 私は佐伯祐三作品をこんなにまとめて観たのは初めて。 改めて彼の豊かな才能と色彩感覚と審美眼に驚かされました。 たくさんの自画像、肖像画、日本の風景、パリの街並み、広告や看板を捉えた風景・・・佐伯祐三の画業がギュッと凝縮された展覧会です。 同じ構図の絵が複数あり、それらは別々のところの所蔵品となっているのに、展覧会では並べて鑑賞することができる楽しさ! 見応えあって、とても満足できた展覧会でした。 大阪中之島美術館所蔵の作品が多いのですが、この美術館が、実業家・山本發次郎の旧蔵品が寄贈されたことからスタートしており、その山本發次郎コレクションの中心を成すのが、佐伯祐三の作品群だったからだそうです。大阪中之島美術館は、山本旧蔵の作品を核に、現在では約60点の佐伯作品を所蔵しているのだとか。 この展覧会は東京展のあと大阪展も開催されるのですが、それは大阪中之島美術館で開催。いわば“本拠地”での初めての大回顧展となるのだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月19日 11時29分34秒
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