ひよっこ血液内科医の独り言

この前からひき続けている風邪がなかなか治らない。
といっても、鼻がずびずびいうだけで、別に熱はない感じなのだが、卒業式までに治さねば!と思うと、焦ってしまう。
あー、もうちょっと風邪薬でも飲んで寝るとするか…。

で、言ってることは矛盾するのだが、今日はちょっと気晴らしに外に出てみた。
もしも国家試験に合格したら、医籍登録というのをしなければならない。
国家試練に合格したら、即医者になれるわけではなく、手続きをして医師免許をもらわなければ医者として働けないのだ。
というわけで、その手続きに必要な書類を揃えるために市役所と郵便局に行って来た。
本籍地がどこだっけ？と思って家に電話で確認したり、結構混んでいたりして、予想外に時間がかかった。
でも、偶然同級生に会ったりして(それも3人!)いろいろと情報交換した。
みんな春からはバラバラになってしまうので、もう会えなくなるのね、と思うとちょっとさみしい。

無事に書類が揃ったので、ついでに本屋さんに寄ってダヴィンチ・コードを買った。
イタリア、パリ旅行の前に是非読みたかったのだが、本屋さんになかったり、もうあとちょっとで文庫になるとのことだったので、涙をのんで今まで待っていたのだった。
ま、その割にはちょっと忘れていたのだが…。
それとちょっと脱線して、植村さとるのマンガも買った。
「ボレロ」というタイトル。
今話題のフィギュアスケートの話も短編で入っているので、衝動買いしてしまった。

帰ってきて、なんだか妙に疲れたなぁと思っていたら、案の定というか風邪が悪化したような…。
でも食欲はあったので、夕ご飯はモリモリ食べた。
鮭のムニエルがなんだかとてもおいしくって、二人で３切れも食べた。
それと丹後のお土産で、なぜか蛸の塩辛を買ってきたので、それでお茶漬けまでした。おいしかった。
食後、牛になるとはわかっていたが、なんだかだるくてゴロゴロしてたら眠ってしまっていた。
はっと気づくと、着信履歴が…。
慌てて電話したのだが、ちょっともやもやしたものが残った。
たぶん、相手はもっとかな。
私が悪いのだけれど、なんだか割り切れないものが…。
ま、風邪が治ったらすっぱり謝ろうっと。

気分がちょっぴり滅入ったので、ジュリーニのブラームスのシンフォニー全集を聴く。
実はこれ、まだ試験勉強に明け暮れて(?)いた頃、Tsuboneさんに教えていただいたＣＤだったのだが、買い込んだはいいが、家にあまりいなかったためにまだちゃんと聴いていなかったのだった。


このうち、2番を聴いてみたのだが、とにかく遅い!という風に聞いていたので、どんなにかゆっくりなのかと思ったら、私にはこのぐらいのテンポがちょうど心地よい。
昔最初にかなりしつこく聴いたボックスものの廉価版ＣＤ(演奏者は忘れてしまった)が今思えばかなりゆっくりだったのかもしれない。
全く違和感なく、それどころかバッチリなテンポで、これぞブラームスという感じ。
２番は、４曲のうちではわりとマイナーな方に属すると思う。
でも、なんだかさりげなくて、でも気づいたら盛り上がっていて、こういうちょっと心がくさくさする日にはぴったりな気がする。

それと、もう一つ気になっているのが、フレッツスクウェアで無料で視聴できるシンフォニーホールのページがあって、去年の１月の「２１世紀の新世界」の公演が今なら無料なのだ。
金聖響指揮、大阪センチュリー交響楽団、前プロと中プロにラヴェルの「クープランの墓、管弦楽版」とピアノ協奏曲があって、コンチェルトのソリストは及川さん。
こちらもゆっくりと聴きたいのだけれど、なぜか不安定な我が家の回線ではいつも途中で止まってしまう。
これは早く見ておかないと、そのうちなくなってしまうコンテンツなので、心して見なければ。。。

うーん、なんだかブログを書いてるといつの間にかもやもやした気分が吹き飛んでた。
よかった。
ダヴィンチ・コードでも読みながらそろそろ寝ようかな。

追伸：
洋行記、またそのうちアップします。もしよければ気が向いた時にでも、ずずいっと下までスクロールして行って下さいね。
ま、いつになることやらですが…。