2006/05/21(日)10:05
発音の重要性 フライドライス?
最近、英語もキチンと勉強し直そうと英会話教室に通い始めました。
先生は日本人だけど英語圏に何年か滞在経験があり通訳の資格も持っている
レベルの高い人でした。
最初だからと「初心者クラス」に参加しましたが、「LとR」の発音の違いを
勉強する時に先生が言いました。
「Rは元々日本語には無い音だから皆さん、難しいかもしれないけれど
しっかり頑張りましょうね。」
と先生は旅行した時に食事しようとした時のエピソードを話してくれた。
●フライドライス
「“何、食べます?”って言われて“え~と。。。”って言った時に
店主がニヤニヤしながら“日本人は フライドライス が好きだね”って。」
「だから私は、こう言ったの。“そうね私もfried rice好きですよ”って。
そうしたら店主は目を丸くして“そう、fried rice”って慌てて言い直したわ。」
「皆分かります? フライドライス 飛んでいるシラミって意味なのよ」
生徒一同「(やっとこさ反応)ああ~。。。」
「日本人は“R”の発音が出来ないってバカにされてたのよ。だから皆、発音、
頑張りましょうね!」
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中国語勉強し始めた時も最初の難関は発音だった。
四声、息を出す、出さない、舌を巻く、多重母音、鼻音、ING、ウムラウト~??
なんじゃこりゃ?って感じで。学校が会話重視の学校だったから、毎日練習させられた
けど、そこそこの発音が安定するまで半年かかった。。
語学勉強する上で「通じりゃいいじゃない」って言う人もいると思うけど
発音が正しいと、それだけで何だか相手がとても語学が出来ていると
(実際出来ているかどうかは別として)相手を安心させやすいと思うんですよね、私は。
それだけで他の部分(文化理解とか)も、かなり深いような思い込みをしたり。。。
日本語を話す外国人の事を考えると、日本語の発音がキチンと出来ていて、かつ
語彙が多いと聞いていて安心して聞ける。日本の事もちゃんと理解しているような気がする。
(皆さんの感じ方は様々だと思いますが私の感覚として)
ユンソナさんとかBOAさんとか「実は日本で育ったんじゃないの?」って疑うくらい。
すごいな~って感服。
デーブ・スペクターさんも発音は少しクセがあるけど、ボキャブラリーの多さ、
ジョークも絶え間なく出てくる所は、もう尊敬。日本文化を理解していないと
あれだけ言えないと思うし。
言葉って自分の意思を伝える手段だからコミュニケーションをスムーズにする為にも
発音、ボキャブラリーの多さって欠かせない要素だと思っています。
なので今、英会話は、真剣に頑張ってみようと。
同時に中国語も、もっと故事成語や諺を頑張ろうと、ちょっと張り切っています。。