【13】中国で不動産を買おうとした話

≪次の物件探し≫ 2005年2月 東方花園は、ほぼ絶望的。 そう結論を下した私は、次の物件探しを始めた。 2回目だから。 前回のように雰囲気で決める事はやめようと思った。 （まあ1回目がアホ過ぎた） やっぱり物事には基本ってものがあるのだ。 浙江省人で不動産をいくつか持っている 小金持ちの中国人オジサンに注意点を聞いてみた。 １）開発業者をチェックする。 …有名どころは、そこそこ安心できる。知らない場合はネットで 調べてみると良い。ある程度、評判や情報は出ている。 ２）部屋の向きによって値段が変わる …日本と同じだろうけど南向きは、中国でも人気があるので高め。 そしてビックリしたのが ３）団購（団体購入） …知り合いを出来るだけ誘って団体で買う事。 団体割引してもらえる。 え～～～！！！ 真的～～～？？？（ホンマに～～～？？？） と思わず大声を出してしまった。 ホンマかいな…＾＾；； 数量と価格は反比例ってのは 物品だけでなく 不動産でも通用するのか… 日本じゃ現金一括で安くなる、くらいしか聞いた事ないわ。 私が知らないだけかもしれないけど。。。 *これは江蘇の中国人も皆言ってたので、常識みたいなもんらしい… 上記に基づき、 ネットで調べ 立地を考えた結果（団体割引は引っ込みつかなくなりそうなので止めた） 近所の七色港湾（仮名）に行ってみよ～♪ と考えた。 ここは【弐】中国で不動産を買おうとした話でも写真紹介した所。 しかし 実は、この頃既に私が帰国する話が出ていた。 そうなると自分で住むのは駄目だし 手入れなんかも、ちゃんと出来ない。 じゃあ駄目じゃない？ って思ったんだけど… 何と言うか～ この街に住んでいた証が欲しかったんですね。 昔、1994～1996年の2年間、私は上海に留学して。 上海が大好きだったけど。 あの頃の友人は、今は帰国したり上海にいなかったり。 町並みもどんどん変わって。 あの頃の上海は私の記憶の中にあるだけ。 それすらも風化しかけている。 つまり 上海には帰る場所が無くなっちゃったんだな～… だから、ね。 残しておきたかったんですよ、戻る場所を。 中国と、この街に何か縁を残しておきたかったんですよ。 勿論「転売」で一儲けしたい気持ちもありましたが…＾＾；； なので 「大家さんになろう！」と思いました。 一人借り手の心当たりがあったので、 その人に話を持ちかけようと考えました… つづく。 この話はシリーズ物になっています。 宜しければ【12】中国で不動産を買おうとした話（別窓）も御参照下さい＾＾ 　←是非１票お願いします！（別窓） 　←こちらも是非！非常感謝！（別窓）  ←御支持お願いします＾＾（別窓）