2007/02/21(水)00:08
【六】台湾結婚式<解説2>
台湾結婚式 解説2、続けます。
6.拝別(別れを告げる)
新郎と新婦は香を上げて先祖に捧げ、新婦は地に頭をつけて敬礼し両親に別れを告げる。
ありましたね^^地に頭をつける敬礼は「叩拝 kou4bai 」と言うそう。
新婦の父親がベールをかける。
ここ!!そういえば…
お父さん、かけてたよ~…
すっかり流して見ていました。(汗)
妙に強調しているようで不自然さを感じていたのですが
儀式の一つだったのですね…
そして新郎はただお辞儀するだけで良い。
通常、新婦は出発前に耐え切れず泣く。
伝統上では、「泣く」は名残惜しさを表し、泣いて悲しいほど、
後に幸福になるという説がある。
しかし今日では新婦が大声で泣き叫ぶのは珍しくなっている。
…あれ…?^^;;
いいシーンだと思ってたんだけど。
…儀式の一つでもあったって事???
まあ、でも私もDVD見ながら貰い泣きしたし、嫁ぐ時、新婦は涙出るよね。。
7.出門(出発)
新婦は福のある年上の女性に竹篩か黒い傘をさしてもらい車に乗る。
ここですね。
【理由】新婦は、婚礼当日の地位は誰よりも高く、頭頂部を太陽に晒してはならない。
また側の年配の婦人のように幸福である事を祈る意味もある。
別サイトでは:婚礼当日、新婦神は最も大きいので、天と争わないように太陽を遮る。
ふと思いましたが、これらの謂れから言うと、太陽を神の一つとして見ているんですね…
大陸では、この新婦と太陽を遮る儀式、どうなんでしょうか。。
8.礼車(婚礼車?)
車の上に根っこと葉のある竹を結びつける。根っこにはブドウを掛ける。
「尾頭付き」の意味である。車の後方には朱の墨で八卦図を描いた竹篩を。
道中の不吉を祓う意味がある。
これは探したけれど??
赤いリボンしか見えなかった(と思う)
9.敬扇(扇を捧げる)
新婦が車に乗り込む前に、吉干支の男児が新婦に扇を茶盆に載せて捧げ
新婦は紅包で礼に答える。
ちゃんと見えなかったのですが…
新婦が車に乗り込む時に
やっぱり持っていました。。
10.不要説再見(「さようなら」と言ってはいけない)
参加者全て新婦方を出る時に、絶対に新婦方の家人に「再見」と言ってはならない。
11.溌水(水撒き)
新婦が車に乗った後、新婦方の主人が茶碗一杯の水、
稲穂及び白米を新婦に向かって撒く。
これは娘は既に撒かれた水(出て行く者)であり、
また食べる物と着るものに困らぬよう願う意味がある。
別サイトでは:
新婦の母が発車後に水を撒く。娘が家を恋しく思わないように、ともあります。残念ながら、このシーンは映像にはなかったです。
12.擲(zhi4)扇(扇を投げ捨てる)
車が動き出した後、新婦は扇を窓から投げ捨てる。
意味は悪い性分を嫁ぎ先に持ち込まないように、
また「姓」を捨て今後、夫の姓に沿うという意味もある。
別サイトでは:
そして更に、新婦の兄弟によって、その扇を拾う。
扇を捨てる意味は「少女を捨て、婦人になる準備」、
拾う意味は「悪い性分を捨てた後に良い性分を持っていく」と。
扇を捨てる瞬間は見えなかったのですが、
また不自然なカメラワークが。。
男の子がですね、
急に車の間に走っていって
また走り去りました。
その後、カメラはまだ男の子を追っていたので、良く見ると…
持ってました、扇!!
(爆竹焚いたので耳ふさいでます)
彼が拾ったんですね…
13.燃炮(爆竹を点ける)
新婦方は新郎方へ向かう道中で爆竹を点ける。車が新郎方に到着する時にも
家人が爆竹を点け、慶事を告げる。
まだ、つづきます。。
←是非1票お願いします!(別窓)
←こちらも是非!非常感謝!(別窓)
←御支持お願いします^^(別窓)
この話は【五】台湾結婚式<解説1>の続きです。宜しければ、こちらも是非^^