海外浪漫譚

ロンドンに再び戻る事ができ、無事部屋も決まり素晴らしい人生の始まりを迎えたと思っていたが、それは同時に貧乏生活の始まりでもあった。仕事はしているが、ホテルなんてどこも一緒で安月給、給料の半分は家賃で引かれて、手元に残るお金なんて微々たるもんである。お金を管理するのは本当に大変な事であり、きちんと管理しないとお金が溜まるどころか一文無しにだって成りかれない（ちょっと大袈裟な）。なのでロンドンでうまく生活する為の鉄則を色々と決めたのである。まぁー自分で勝手に作ったものなので何の参考にもならないかもしれないが、今日は僕の貧乏生活の鉄則、交通編を紹介します。

鉄則１：タクシーは必要な時意外利用しない
鉄則２：地下鉄よりバスを利用する
鉄則３：出来る事なら足を使う。

タクシーの初乗りは日本と比べて安い（日本円にして約３００円）が、それでもロンドン市内だけで利用しても結構取られる。仕事の帰り、飲んだ帰りに面倒くさくなってタクシーを使いたくなる気持ちも分かるが、出来ればそれを避ける様にしている。

地下鉄は一日券４．５ポンド（時間帯によって値段が若干変わる）で乗り放題だが、バスの一日券に比べると高い。ちなみバス代は２．９ポンド。ロンドン市内の地理が頭に入ってないとバスを利用するのは難しいかもしれないが、出来れば市内の移動はバスを使うことをお勧めする。僕はお金をセーブする為にバスを利用している。何か急な用とかがない限り電車は利用しない。仕事に行くにもバスを利用して、１ヶ月のバスパスを購入している（値段は３６．５ポンド）。バスは景色を見ながら移動出来るし、暇つぶしにもなる。片道でも市内は一律で１ポンドと安く、徒歩とバスをうまく組み合わせれば結構お金をセーブ出来るのである。まぁー時間通りに来たことないし、来たとしても途中渋滞に阻まれることなんてしょっちゅうあるけど・・・

後時間に余裕のある日は徒歩でロンドン市内を回っている。色々なものを見れるし運動にもなるから、そうしているのである。えーそんなの無理だよって結構言われるが、ロンドン市内以外と歩けるんだよね。お金に余裕があればタクシーを利用したいが、今の僕にはとうてい無理なのである。あー早く貧乏生活から脱出してゆとりのある生活がしたい。