テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:ホテル
実に3ヶ月ぶりの夜勤だった。今までずっと日勤だったので、たった8時間の勤務でもかなり疲れてしまった。日本から帰って来て、生まれて初めて時差ぼけになり、ようやく慣れてきたと思っていた矢先の夜勤なのだから、体が悲鳴を上げたとしてもおかしくはない。
体が夜間に慣れるのはそんなに大変な事ではない。ただ問題なのは、夜の酔っ払い客への対応であった。以前書いたが、夜は本当に修羅場である。苦情の電話は鳴り止まないし、ロビーやバーでは酔っ払い客で一杯になる。サッカーがある日なんて特に酷くて、平日でも明け方の5時くらいまでロビーで騒いでいるのだから、たまったものではない。日勤をしていると、この感覚が分からない。チェックイン、チェックアウトで忙しくはなるが、酔っ払いに比べたら、本当にましである。何せ言葉が通じるのだから・・・フロントに群がる沢山のお客。大半は完全に酔いつぶれ、自分で何を言っているかすら分かっていない状況である。「何名ですか?」って聞いても答えは返ってこないし、「10人!」って笑えない答えが返って来る事もある。 こんな嫌な環境に慣れるまでかなりの時間を要する。ましてや3ヶ月もブランクがあったのだから、本当に苦労する。今日は夜勤2日目である。またあの環境に戻るのかと思うと、例え好きなホテルで働いているとしても、憂鬱になるのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/01/28 05:47:19 AM
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