真夏の果実

先日は１階のホールでミニコンサートがあったり、

昨日も医大生が夕食後にハーブティーを振舞ってくださったんですが、

今日もアロママッサージをしてくださる方達が病室に来られました。

みなさん、大学の授業後や、仕事の休日を使って
ボランティアで来てくださっているそうです。

以前いた病院と違って・・・（すみません、でもあまりにも違うので）

ボランティアの方々や、お医者さん、看護士さん、リハビリの先生、
父に接してくださるみなさんが
温かく優しく穏やかに見守ってくださることもあるからでしょうか、、、？

転院してから
以前、急激に増えていっていた箇所の癌が落ち着いたり
血液検査の結果も少しよくなったり、
人間というのは不思議で、
本人の気力や気持ちは
病気にも影響するのかもしれないなぁ~と
あらためて実感する毎日を過ごしています。

ただ、危険な状態であることは確かなことなので
少しでも父が痛い思いをしないよう願いながら
穏やかな日々を共に送りたいと思っています。

今までどおり、仕事に没頭していたら、
こんな気持ちにはなれなかったと思います。

現実、休暇を取得したことで、仕事復帰に、多くの不安があるのも否めないですが
今は父から与えられた、この穏やかな時間を大切にしたいと思っています。

自分にとっても、この時間が前向きな時間になるように・・・