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カテゴリ:んめかった。
昨夜から,ここ秋田市も急に冷え込んでいます。
沿岸部の強風に『冬型の気圧配置』という言葉があてはまる季節になってきました。 そろそろ夕飯の買い物に出かけるところですが, 寒いしなぁ・・・何にしようかな~。ちなみに昨夜は『トマト鍋』。 きりたんぽ鍋は週末やったし・・・。 『納豆汁』食べたいなぁ。 この写真は,秋田県南部在住のツレ母の納豆汁。 ツレ母のつくる漬物を,テレビ局が仙台から取材に来まして, 取材クルーにお昼ご飯をご馳走したときに,コレを振る舞ったそうです。 すると,関西出身のクルーが「納豆がこんなに美味しいなんて!!」と,何度もおかわり。 炊きたての新米あきたこまちと,ツレ母漬物も一緒ですから,相乗効果もあったかも そんなわけで,映像とともに納豆汁の写真も番組で使用され,こちらはHPから拝借 ワタシの実家では『納豆汁』といえば,普通に作った味噌汁に,ひき割り納豆を乗せた「つぶつぶ系」。 インスタントの永谷園の納豆汁もそういう感じですよね。 秋田県南部の納豆汁の作り方は,たくさんの具材を煮込み,味噌味に仕立て, そこへ,つぶ納豆をすり鉢で完全につぶしたものを,味噌漉しに移し, 汁の中で,丁寧に溶かし込んで仕上げます。 出来上がりは,とろとろ ツレ家の具材は,大根・サトイモ・豆腐・油揚げ・ゼンマイ・キノコ(ナメコのような粘り系)。 納豆を入れてからは,香りを飛ばさないように煮込まないようにします。 お椀に盛り付けてから,刻み長ネギをトッピングしていただきます。 この「納豆をつぶす」作業がタイヘン ツレ母が「つぶし」を頑張るすり鉢を,押さえるのがヨメのワタシの役目。 「おめさだば,出来ね。」(あなたには,出来ない。)と言われておりました・・・ 一度,交代してやらせてもらったら,つい,いきなりすり混ぜてしまい, 「するなでね!ふとつずつ,つぶすなだ!」(すっちゃダメ!一つずつ,つぶさなければならない!) と叱られまして・・・ 「する」と納豆が糸を引いてしまい,つぶしにくくなるのです。 粒の原型が完全に無くなってから,すり混ぜて完成に至るまで,全力で20分くらい。 それ以後,ツレ宅では「押さえ」に徹しました(苦笑) ワタシが自宅で作るときは,「納豆汁の具」なる水煮素材(便利です♪)と, ヤマダフーズから出ている「納豆汁の素」(既につぶれてる♪)を使っています。 ワタシの実家のある地方では,食べたことの無かった納豆汁。 その美味しさを知ってからは,ひと冬に何度も作っています。 ツレは,半年間会社の研修で,東京で自炊の寮生活をしたことがあるのですが, そのとき,全国から集まった研修員に,この納豆汁を振る舞いたいからと, この「具」と「素」をワタシに東京まで送らせました。 味噌はツレ母の自家製こうじたっぷり白味噌。 ネギは,ツレ父入魂の美味しい長ネギ。 納豆が苦手だという関西の人にも,「美味しい!」と大好評だったそうです。 納豆大好きの東北人でも「上品な味だなぁ☆」と喜んでもらえたとか。 そしてこちらは,『納豆汁』で地域おこしをがんばっている, 大仙市の『大曲の納豆汁』。 先週末に,「納豆まつり」なるイベントがあり,納豆好きのワタシも行きたかった★ ただ・・・こちら,半熟タマゴと,おこげがトッピングされております。 美味しそうなのですが,何となく,見た目が「県外発信用」な気が。 普段ウチで食べている「ありのまま」の姿でも,十分にイケると思うのです・・・ 食べなれていないものを新名物にしようとして,イマイチ盛り上がってこない, 沿岸部の焼きそばのようにならなければいいのですが。 ワタシの考えすぎでしょうか・・・ 転じてこちらは「きりたんぽパフェ」。 ここまでぶっ飛ばれてしまうと,コメントのしようもないのですが★ これが「きりたんぽ」の評判を高めてくれるのかどうかは・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.26 15:47:41
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