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こちらの「通知表」のことである。日本と違うのは、年間3回マークされ、1回めと2回めの数日後に担任との懇談会が設けられている。その中で、先生から子供のクラスワークや友達との様子を聞かせてもらえる。また、父母(夫婦で出席するのがあたりまえ)の方からも要望を伝えることができるいい機会でもある。まず、新年度が始まった時点で担任から保護者に自分の子供についての質問書を書かされる。その項目のうち
”ゴールについて”というのがあって、懇談会の時には、子供がどう取り組んでいるか、あるいはどう取り組んでいけばよいかを話し合うことが多い。ちなみに、娘に親が求めるゴールとは「完璧なバイリンガル教育」がそのひとつで、現地校の他にも土曜日の「日本語補習校」で学んでいることも伝えてある。 また、放課後の週3回「バレエ学校」に通学しているので、特別に宿題を1週間分まとめて出してもらっている。自分で調節した方がやりやすいので。結構、こちらが真剣に相談すれば 応じてくれる所がよいと思う。さて、その今回の評価はというと、今の調子でいけば次学年に無事進級できる見通しは明るそうだ。そう、こちらでは小学生でも”留年”もとい、”やりなおし”する子は珍しいことではない。多少、ショックではあるが致命的なことではない。なぜなら、理解不十分のままでステップアップする方がもっと大変な事態になるからである。 娘のクラスにも7~9歳の子が一緒に学んでいる。皆、自分のペースで確実に身に付けてゆく、それぞれのタレントを活かしながら。まだ始まったばかりだ。誰にもゴールは見えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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