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あの大停電から数日過ぎて、その意外にも大きい被害にびっくり
させられています。 精密なコンピューターを始め、地下鉄や銀行のカード自動読み取り機等。 ちなみに、我が家のエレベーターもあの日を境に”ストップ”しています。 娘にとっては文字どおり初めての”テイデン”(当初は「これ、テロ?」と 聞いて来ました。)であり、私には”Blackout”という語感を身を持って 憶えたことでした。 改めて、電球を発明し電気の普及にその人生を賭けた”エジソン”の 伝記を読むべく、娘と一緒に図書館に出かけてきました。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 御存じ、世界で初めて電球の開発に成功、1882年にこのニューヨーク・シティー に電線を通して送電する工事を成し遂げたトーマス・エジソンである。 1931年、彼が亡くなった日、アメリカ全土でその偉大な業績に敬意を表して、 人々は1分間全部の電気を消したのだという。 彼が幼少時の話も有名で、その旺盛な好奇心ゆえのいたずらが過ぎたり、 学校の勉強が嫌いでほとんど通学しなかったこと。 唯一の理解者である、母親の愛情の下でホームスクーリングが行われたこと は初めて知ったことであった。 ”自然科学”についてはわずかな本を読み、ほぼ独学でマスターした。 鉄道に興味を持った12才では、車内で新聞やキャンディーを売る仕事をしていた。 それを元に初めての会社の設立→失敗の度に、それを次なるステップにしている。 15才では、新たな関心にあった”電信オペレーター”の職に就いた。 その後の生涯について、ご興味のある方は下記のサイトに詳しく出ていたので、 <http://www.pbs.org/wgbh/amex/edison>を訪ねるとよい。 子供を持つ親にとって一番印象深いエピソードを記す。 4、5才の時、「火」に興味を持ったアル少年は、自分で火をおこして とうとう小屋を火事で燃やしてしまった・・・それを知ったお父さんは、 皆の前で彼のお尻を叩き、「なんて頭の悪いやつなんだ」と罵った。 それを受けたお母さんは、「この子は決してばかでもなく、悪い子でもありません。 その証拠に、毎日市場へ野菜を売りに行くとき、一度もお金を間違えたことがない。」 と答える。 ”ただ、どんなことでも、ほんとうの理由を知りたい”のだと。 自戒を込めて、今どきこんな風に自分の子供に接することができるだろうか? 毎月の電気料金を請求される会社にも『conEdison』と彼の名前が残されている。 娘にとって、最高の「夏休みの自由研究」になった。 --- [This E-mail scanned for viruses by MultiNet Perimeter Virus Scanner] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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