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2004年03月17日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
3月の半ばに入ってから、ずっとぽかぽか日和の日々が
続いていたので、きっとこのまま一気に春を迎えることが
できるかなーと思いきや、突然の雪、それもかなりまとまった
雪の世界に逆戻りしてしまった。

ここNY市の近郊ではそれほどでもないが、郊外の方は大変
らしい。早朝のニュースにて、各地区の学校で臨時休校や
1、2時間遅れの開始が相次いでいた。
残念ながら?NY市の公立校は平常通りである。

唐突ですが、シャムロックを知っていますか?
多分、クローバーと言えば誰でも知っているでしょうね。
そう、この日はアイルランド人の聖なるお祭りの
『セント・パトリック・デイ』でした。
この日はアイルランド人にとっては本当に特別な日で、
仕事や学校を休み、朝から教会に出かけ、そのあと
マンハッタンで行われるパレードに参加する人たちもいる
からなのである。
(そして、翌日の朝までアイリッシュ・バーで飲み明かす
酒豪家たちもいる!?)
老若男女、シンボルカラーの緑の服を纏い、胸にはその
シャムロックのコサージュを飾っている。

娘のバレエ学校でも、それはそれは大変な賑わいであった。
年齢によるクラス分けで、それぞれレオタードの色が違う。
ちなみに娘のクラスは赤である。(赤ちゃんクラス?)
10~11才のクラスが緑なのだが、緑のリボンや花飾を
アップした髪に付けたり、顔にも身体にもシャムロックの
形のステッカーをペタペタ貼り付けている子がいた。
まるで、自分たちのためのイベントだといわんばかりの
懲りようであった。(毎年、そうらしい)
本物のアイリッシュの子が1人いて、オフ・ショルダーの
レオタードの大きく開いた背中にグリーンのグリラ-ペンで
”Kiss me today!!! I am Irish."
と大きく書かれてあった・・・どこから見ても目立っていた。

マンハッタンへのアイルランド人の入植は、オランダ人、イタリア人に続いて早い時期であったが、当初はかなりの差別と
迫害を受けて来た歴史があるということを聞いた。
イギリス人とは違い、カソリックのキリスト教を信仰して
いたためである。
当時はあまり良い条件の仕事に恵まれなかった彼らは、
唯一平等な公務員として採用される者が多かったという。
今でも、NY市の警察官や消防士はアイルランド人が多い。

彼らの守護神、セント・パトリックを祭った大聖堂が
本土のアイルランドと全く同じ姿でマンハッタンの
ドまん中にそそり立っている。
五番街のパレードの人々は、皆、そこを目指しながら
誇らし気に歩いている。
超近代的なビルに挟まれた聖堂と同じく、緑のシャムロック
と白い雪のコントラストが不思議な調和を醸し出していた。





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最終更新日  2004年03月20日 01時37分35秒
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