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カテゴリ:カウンセリング~実習・仕事~
今日は、クライシス・ラインの残り10時間の研修のうち2時間のトレーニングを受けました。
休み前に最初の10時間(スーパーバイザーの電話応答観察)は終わっているので、残りの10時間は、スーパーバイザーの監視のもと、私が電話応答するというトレーニングです。 2週間も間があいてしまったので、最初の電話は、引きつづき、スーパーバイザーの電話を試聴させて頂きました。 そして・・・ついに、私の番です。 『まぁ、なんとかなるだろう・・』と思いつつも、やはり、電話がなった時、ドキドキしてしまいました。(お願いだから、電話かかってこないで!!日本語でも、電話かけるの緊張するのに、英語なんてさらに緊張!! byゆららの独り言) ひとまず、今日は、2つのビジネス・コールと、一つのクライシス・コールを受けたのですが、実際、やってみて思ったのが、”かなり学べる”という事でした。 となりにスーパーバイザーがいてくれるので、何かあったら、聞く事もできます。そして、電話が終わった後で、適切なアドバイス、自分の応答で足りなかった事を聞けるので、すごく理解ができます。 失敗は、あったものの、今まで、やや自分の中で曖昧だった、どんな時に、どのような情報機関の電話番号を提供したらよいのか?といった事の一つがクリアになりました。 なので、次に似たような事で電話があった場合は、どのような対応をすれば良いか分かっているので、これについての不安は消えました。 あぁー実体験ってこのように学ぶんだなぁ~と、頭で分かってはいたものの・・しみじみ実感している私です。 さいわい、周りの人達も、失敗にたいしては寛容・・というより、”当たり前だから心配しなくても大丈夫。分からなければ何度でも聞いて良いのよ”と毎回いってくれます。 7月のトレーニングを受けている時から、このような事を聞いているので、『まぁ、大丈夫かなぁ。あとは、やるだけやるしかないな』と思えたのかもしれません。 そのように思えると、私自身、安心して”失敗”もできるし、その上、その失敗から学ぶという前向きな気持ちが生まれます。そういう意味で、サポートというのは、いかに大切かというのが分かります。 とくに、このような現在、危機的状態にいる人の電話を受けるわけですから、曖昧なまま、自分一人でどうにかするよりも、分からない事は聞くという事をしたほうが、たとえ、相手の方を少し待たせてしまったといえ(スーパーバイザーに助けを求めている時)、結果的にはよいのではないでしょうか? 失敗に対する緊張、そして危機的状態にいる人への対応に失敗したら、その人の人生は・・と考えただけで、大きな責任感やプレッシャーも、7月のトレーニング中(実際の電話対応に入る前)に感じたことがあります。 そんな緊張や不安が高い時には決まって、”きちんと完璧にこなさなきゃ”といった完璧主義が顔を出します。そして、それがさらなる不安の原因にもなったり・・焦燥感などのサイクルにはまる・・・。 そんなサイクルに入る手前で、私の場合、今まで自分がやってきた道のりを思い出すようにしています。小さな事でも、『あぁーあの時、さんざん不安だったけど、案外、大丈夫だったよなぁー』という思い出を探し、そして、ここで、スタッフの言っていたサポーティブな言葉も思い出し・・・いつのまにか、『まぁ、いいか・・』という気持ちになってきたりします。 だからといって、私の不安がなくなるわけでもありません。ただ、上記に書いた事を繰り返してやっていくことが、毎回の不安に慣れてきて、不安が減少している結果にもなっているような気がします。そんな訳で、その繰り返しでやってきた十数年、ようやく、不安が自分の人生にあってもいいんだという肯定感が、最近、少しずつ生まれてきたような気がします。 そんな訳で、無事、クライシス・ライン電話応答初体験は無事、終了しました(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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