もっともっと
満たされていない。愛して欲しい、愛して欲しい。寂しい、寂しい、寂しい。そんな声が聞こえる。白い紙を想像してみてください。そこに黒いしみがある。どれくらいの大きさですか?答えはどんな大きさでもかまわない。でも、黒いしみを小さいと思うのか、大きいと思うのか。その黒いしみをいいものと見るのか、悪いものとみるのか。それはそれぞれが決めること。人の中にある黒いしみは世に言われる欠点かもしれない。でもその欠点も見方によっては長所になる。他人に対して、いつも黒いしみを悪いものとしてみるのか、いいものとしてみるのか。そしてもうひとつ、ただしみがあるんだなって思うだけのこともできる。それを判断しない。いいか、悪いかは人によって違う。背の高い男の人がもてるというけど、私は背が高い男の人は怖い。美人が好きだという男の人の奥さんが必ずしも美人でなかったり。(^^:)いいか、悪いかを決めない。そうなんだ。って。ありのままに認める。いやなやつだなって思ってもいい。いやなやつだなって思う自分を責めなくてもいい。そう思う自分がいるんだなって。否定するから、だめだっていうから、余計と気持ちがそちらにいく。寂しい。愛して欲しい。愛していないよ。誰もあなたのこと、愛していないよ。そうやってわかったほうがいいかも。ああ、誰も愛してくれないんだって。誰かが愛してくれるなんて幻想だよ。そうやって思ったら、一緒にいてくれる人にありがと。って。思えないかな。形がいいような、言葉や、プレゼントとかなくても、そばにいてくれる。なんで不満になるんだろ。もっともっとって人に求める。自分に求めようよ。もっともっとは。ざるなんだなあ。心が。だだ漏れになっている。受け取れないなら、いつまでも満たされない。どうしてなんだろ。みんな幸せだったからなんだろうか。