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今のミュージシャンの彼と付き合いはじめてから、私は自分に自信が持てるようになった。
「お前がいちばんかわいい」 「お前は世界一」 「お前は頭がいい」 「お前はいい女だ」 こんな言葉を会うたびに言ってくれる。 6年半前に出会ったとき、私は結婚するはずだった人と破局を迎えたばかりで、顔色は悪く肌は荒れ、やつれ果てていた。 それなのに彼は 「ゆきのちゃんはかわいいねー」 と言ってお姫様扱いをしてくれた。 私がどんなことを言っても感心してくれる。 精神的に病んでいた時分にどれだけその言葉が薬になったことか。 あの時は、決してお世辞にもそんなことを言われるような女性ではなかったんだけど。 その当時、もうひとりお付き合いしようかと悩んでいた人がいた。 その男性は7歳年上の34歳、公務員で管理職。 容姿が好みで落ち着いた物腰が魅力的だったので、コンパで私から誘った人だった。 その人と2度ほどドライブして、ごはんを食べに行って、相手も私のことを気に入ってくれていたので、そのままうまくいきそうだった。 だけどその彼が私を見て言った一言。 「昔、若いときはモテたでしょ?」 ム・カ・シ? ワ・カ・イ・ト・キ? モ・テ・タ?(過去形じゃんっ!) 27歳だった私は、まだ自分のことを若いと思っていた。 若いときが昔の話なんて思ってもみなかった。 しかも過去形で言われるということは、今はモテないと思ってるの? その言葉が頭の中をグルグル回り、彼に対する気持ちが急速に冷めていった。 そんなとき、全く恋愛対象にしていなかった10歳年上のミュージシャンの彼に誘われ、淀みなく出てくる褒め言葉にいい気分になって、居心地のいいほうを選んだ。 そうして単純な私はその言葉を養分にみるみる回復して、彼と付き合うようになって世界が変わった。 よく会う友人に「なんか綺麗になったね」とびっくりした顔で言われたりして、世界が楽しくてたまらないところに変化していった。 仕事もうまく行くようになり、嫌々だった仕事もがんばれるようになった。 するとすぐに責任のある立場に昇進して転勤し、それから出世、昇進、昇給の繰り返しでこの6年で年収も倍近くになった。 あのとき、公務員の彼を選んだら、会社で昇進することもなく、嫌になってきた仕事をさっさと捨てて結婚していたかもしれない。 (公務員の彼は、付き合ってもプロポーズなんてしてくれなかったかもしれないけど) 彼と何度も別れようとしてきたけど、別れられないのは彼が私の自信の基盤になっているから。 どんなに嫌なことがあっても、仕事で自信を失くしても、容姿に対するコンプレックスが沸き上がって来ても、いつも私の味方をして褒めてくれる彼の存在ですぐに自信を取り戻せる。 離れようとする度、だめだひとりじゃ立てない!と彼の元に戻ってしまう。 次のステップは、彼がいなくても自信が持てるようにならなきゃいけないのかな。 【 男性への教訓 】 女性はとにかく褒めましょう。 褒めれば褒めるほどあなたにとっていい女になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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