1328006 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

婚活ブログ ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2010年08月28日
XML
カテゴリ:オーネット
楽天の英語化は、ドメドメのグループ会社であるオーネットにもじわじわと押し寄せてくる。

今週から、オーネットには毎日1時間、「会話は英語縛り」アワーが導入された。
その時間帯、オフィスはしーんとする。もちろん外部との電話は日本語なので、電話の声だけが響いている。みんな、意思疎通はメッセンジャーを活用しているらしい。
さらに、9月からは、毎朝社員が一人ずつ一分間英語スピーチをすることになった。

著名経営者からは「意味がない」とか、週刊誌は三木谷さんのIRの場での細かいミスをあげつらうとか、異論や揚げ足取りもいろいろあるみたいですね。
でも、何と言われよーが、私には明らかに役に立っている。別に、それでいいではないか。

たいした時間ではないがPodcastで英語を聴く。それも、聞き流しではなくけっこう真面目に聞く。で、日々使わなくてはいけないので、使えそうなフレーズは覚えようとする。たとえば、市場の上げ下げを説明する言い回しは、ビジネス上の数字の説明に使えるな、とか。

「言いたいことが出てこない」「うまい言い回しが見つからない」というストレスを感じること。これが、だいじ。

感じたストレスが強いほど、上手いフレーズに触れたときに「ああ、こう言えばよかったんだ」「なんて便利な言い方があるんだろう」と感激し、覚えるのである。
楽天の社員の皆さんも、オーネットでも、日本人相手の発表場面でドpoorな英語で赤っ恥をかいてる人はたくさん見る。でもね、この「赤っ恥感」「ちっくしょー」という思いこそが、上達の原動力。私も過去、ディナーの場で透明人間化したりどんなにつらい思いをしたか。それでも、たまの場面だと、人間は痛みは忘れるようにできている。
これは、「必要なときだけ使えばいいのだ」論の弱点。たまーにある英語場面なら、しっかり準備することもできる。ストレスを感じにくい。少々とちっても、一瞬でノドモトを過ぎ去る。

「恥をかく場」をムリヤリ社内で用意すること。かつビジネス上はノーリスクで(だって伝わってなければ日本語でフォローすりゃいい)。

これこそ、楽天英語化の最大の利点ではないかと思ってます。
あ、もちろん英語力アップが自己目的化してるわけではなく、英語力アップの効果はありますよ。世間でよく言われる「視野が広がる」とか、行動が能動的になるとか、ポジティブシンキングになるとか。

ではまた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年08月28日 09時06分02秒
[オーネット] カテゴリの最新記事


PR

Profile

anishi01

anishi01

Free Space

著書 「普通のダンナがなぜ見つからない?」(文藝春秋)

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X