カテゴリ:オーネット
オーネットは、昨日、今日と二日連続で全国の支社長さんたちを集めた会議である。
その中で、いろんなセールストークを議論するグループワークの時間があった。 みなさん、いろんな意見が出る。そりゃそうだ、現場を預かる支社長たち。説得する材料には事欠かないし、いろんな場面を想定するのはお手の物である。 「うちの優れた仕組みをこうアピールすべきだ」 「こう聞かれたら、こう言うといい」 と、喧々諤々。 そのさなか、ある本社からの参加者の一人(男性)が、ぽろっと口を開いた。 「たしかに、うちの仕組みはよくできてると思う。だからシステムや仕組みの説明をしたくなるのはわかる。けど、うちに来るお客さんの隠れた本音は、『たまたま出会うきっかけや機会がなかった恋愛』をしたいんじゃないかなあ」 「現実の恋愛の流れに喩えて、仕組みの流れを説明してあげた方が、ドキドキわくわくしないですか?」。 一堂、しーーーん。 そして、再び、堰を切ったように盛り上がる。 「だったら、こう言ってあげよう」 「こんな表現だとどうだろう?」 「こんなものを用意したら、イメージ湧くんじゃない?」 実に充実した議論になった。ふとした一言が、議論の大きな流れを変えたわけですね。 ある支社長(女性)が言っていた。 「長く支社長をやってると、だんだん自分が男性化してきて、説明重視、説得調になってきちゃうんですよね。。正確に言うと、男性と女性の中間みたいなどっちつかずの感じ。いつも両方をお相手してるからですかね」 「だから、つい『恋愛』とか、『女心』を忘れがちになるんですよね」。 なるほど。このビジネスの難しさであり、でも面白く、奥が深いところをまた垣間見ました。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年02月18日 10時00分40秒
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