梅木水晶の日常

ツイッターと言うものが世に普及して久しく経ちますが、
男に言わせると、ツイッターというものは、
「あんなの、文章能力のない人間が、
　無責任につぶやくだけのツールだよ。
　つぶやくだけなら誰でも出来るもんね。
　
　本当に文章能力のある人間は、
　あんな数百字程度のつぶやきで
　自分の考えなんか伝えようとはしないからね。
　
　水タンは、物を作る立場にある僕の目から見ても、
　十分文章を書く才能があると思うんだけど、
　君の日記のコメント欄に群がってる人間ども、
　あれはただの「言いたがり」だね。

　自分じゃ大した文章も書けない癖に、
　人の所にのこのこやってきて、
　言いたい事だけを言っていくだけの、ただの野次馬。

　そんな下らない人間に言いたい事言わせる為に、
　君は日記を描くべきじゃないよ。」

男にそう言われて、私は何故か、
当時利用していたソーシャルネットワーキングサイトで、
日記を書く事を禁止されました。

「水タンが何か書きたい事があるなら、
　僕らの交換日記に書けばいいもんね。
　どうでもいい奴らに、水タンが普段考えてる事を
　読ませる必要はないよ。」という事でした。

そういう男からのメールは、
何度も何度もスクロールしなければ読み切れないような、
同じような内容が重複した、
無駄に長いだけのメールでした。

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