DVとうつ
うつ…うつである。何をする気にもならない。やらねばならないことはある。たくさんある。山ほどある。やってもやっても終わらないほどある。しかしそれに圧倒されてうつなのではない。やる気がない。うつである。このところDV生活が続いている。おとといはダイニングで朝まで正座させられた。足も痛いが、お腹も張る。…がその翌日(つまり昨日)は朝から長女の定期健診。そして治療中の虫歯から出血が続いているので、その診察が可能かどうか予約取り。自宅からは片道1時間半。が、通勤時間帯なので混むことや、病院近くにいってからも駐車場に入るまで30分以上かかるので予約時間の3時間前には家を出る。徹夜明けの運転。11:30の予約だが、呼ばれるのが遅れること必至。なるべくなら朝食を食べてからいきたい。…が、まともに食事をしていたら出発時間が遅くなるので、バナナを携えて着替えだけして車に乗せる。繰り返すが、私は徹夜明け。夫が珍しく遅出だったので、私の出発予定時間と重なる。予定外の足手まといだ。車中から歯学部に電話し、事情を話して緊急の予約を取る。昼前後になるので、診察が終わったら昼食をとらずに来て欲しいとのこと。待ち時間がどれくらいになるかわからないので、歯科受付を済ませてから様子を見て食事をとる時間を作りましょう、とのことだった。大学病院と歯学部病院は小さな道路を挟んで隣接しているが、歯学部病院は大学病院ほど駐車場が混まない。なので、歯学部病院に車を止め、大学病院と行ったりきたりすることにした。歯学部病院ではいつものことだが、待たずに駐車場に停めることができた。約1時間前に着くことができたので、ブランチをとることを提案した。長女はお腹がすいたらバナナがあるからいい、と最初は提案を跳ね除けた。その後、折りよく数量限定の日替わり弁当が売られていて、長女が食べたがった。次女も買うと決める前に弁当を手にして喜んでいる。この日替わり弁当、インスタント味噌汁つきで350円なり。売店ではなく、ワゴンセール中たちで院内の通路で販売されており、安いのですぐに売切れてしまう。時間が早かったので、ちょうど売り出しはじめでらっきぃ♪いつものうどんも食べたいということで、うどん&お弁当のブランチ決定。いつも利用している院内食堂は、11:00前だと限定メニューしかだせないらしい。逆に言えば、朝定食(和or洋)も注文できる時間帯なのだ。とはいえ、気づいたのは注文してから。いつもの天ぷらうどんは11:00前にも出せるメニューだったらしく、問題なく食券も買え、速やかに料理が提供された。周囲の人はモーニングを食べていたり、注文したいメニューがまだ出せなくて店員が謝りにきたり…。昼過ぎとうってかわって、人気のない食堂は時間の余裕もあって、ゆっくり食事ができた。しかし、車中でバナナを2本食べた長女は食事量が少なめだった。その後、小児外科外来。腹部エコーは最近得意のようで、泣かずに診察台に自らあがり、服をめくって診察を待った。ところが、今回は血液検査もしておこう、ということになって予測外の採血追加。バスタオルにくるまれて、4人がかりで動きを拘束しての採血だった。「いやぁ!!!お願いだからやめて~!!!」診察室内で絶叫しつつ、もくもくと採血するドクター&看護師&病院実習の男手2人。拘束は男手があると助かる。予測外の注射に、長女は怒って、泣き叫んでは母を叩く。そして…診察室を出てから、お腹がすいたと主張し始めた。おめーさっき食っただろ!…って思ったが、相手はこども。腹が減ったら食い時なのだ。小児外科の診察が終わったら、昼食はとらずに来てください、と言われていたので、時間にあまり余裕はない。実際、まともに食事ができるほどお腹がすいているわけでもあるまい。そこで、泣いてのども渇いただろうし…というところも考慮して、大好きなソフトクリームを食べに行くことに。長女と次女、それぞれがソフトクリームを1個ずつ食べてから、一路歯学部へ。そこでも予測外にレントゲンのオーダー。2度目の予測外の出来事に、長女は口を押さえて顔をそむける。レントゲン室でひと悶着してから、主治医を呼び、またもや拘束の上、撮影。そして…出血している前歯と治療中の隣の歯といっしょに計2本の抜歯が決定した。麻酔&抜歯の際ももちろん4人がかりで拘束。今度は「抑えないで、自分でやるから~!!!」と絶叫。こちらにも病院実習の学生が来ていたが、女の子だったので拘束の間は、次女の子守をしてくれていた。止血を確認するまでの間、ずっとすすり泣いていた。ガーゼを噛んで10分間。廊下でしまじろうのビデオを見ながら待ち続けた。あまりの気落ちぶりに、予定していた入院友達の訪問は諦めることにした。会計を済ませ、いよいよ帰るという段になって、本人の了承を得ることにした。「今日はお口痛いから○○ちゃんのとこ行くのやめようね」ところが、長女はどうしても行く!行きたい!と主張する。今日は行かないと連絡したばかりのお友達ママのところへ、やっぱり行くね、とメールする。おともだちのところへ行くという気持ちが、痛みや麻酔の不快感を忘れさせるのか、意気揚々と病棟へと向かった。ひさびさに会ったおともだちはとっても元気になっていた。前日は体調を崩し、鼻管を入れていたというが、私たちが訪ねたときには復調していた。むしろ数ヶ月前の食事制限を受けていたころ以来なので、何でも食べられるようになった元気な姿に喜んだ。ひとしきり遊んで、帰ることにした。はじめて会った次女は、長女と1歳違いのおともだちよりも、別の病室の男の子たちと遊ぶほうが楽しかったようである。車に乗ってしばらくすると、長女は眠ってしまった。抜歯の夢を見ているらしく、口を大きく開け、苦悶の表情を続けていた。帰路、眠気が襲ってきた。実は朝病院に向かっているときも、信号待ちの間、眠りに落ちていた。すぐに忘れてしまったが、夢を見ていたのだから寝てしまったのは確実だ。眠気がきつい。車線をはみ出さないように運転しているのがやっとだ。どこかで休まねばならない。でも、次女は元気に起きている。昼寝は長女の止血中に済ませたからだ。眠気には勝てない。先も長い。途中にある大手ショッピングセンターに寄ることにした。次女も連れてはいるのは覚悟の上。帰宅時間が遅くなりそうなので、食材も調達した。これが後にまた波乱の元となるのだが…。トイレと少々の買い物をして、すぐに車に戻る。長女は眠ったままだ。相変わらず苦悶の表情は続いている。その後なんとか眠気をしのいでようやく帰宅した。ところどころ長女や次女を抱いて歩いた割にはお腹の張りはない。帰宅後は、夕食の準備・食事・お風呂・寝かしつけ…とあわただしく時が過ぎた。夫の帰宅に備えて、食事の用意もしておいた。子どもたちの寝かしつけの途中に夫が帰宅した。このところ、夫が帰宅した物音でお腹が収縮する。これから過剰なストレスが加わるのを予期しての反応である。出した食事には相変わらず文句の山。「こんなまずいもの食わせやがって!!! 後は全部おめぇ一人で食え!!!」「で、後なにがあるの? 何もねぇの?」「てめぇ何もねぇなんて抜かすなよ!!!」と立て続けにブチ切れ始めた。その後、制服の名札がないから探せ!と命じられた。徹夜2連ちゃん?な感じだったが、夜中に麻酔が覚めたのか長女が絶叫!すぐさま枕元に行き、あやしながら再び寝かしつけた。朝になり、名札を見つけていないことに激怒。横たわる私を蹴りつけて起こし、早く探せ!!!と命じる。自分が仕事で使うものは自分で管理すべきですが…?出張後、荷物の整理もきちんとしていないまま模様替えの時期になり、焦っているのはわかるけど、当り散らされるのは問題外。自分のことは自分でしましょう。家のこと、育児を含め、いっさいしないのですから。食べたものは起きっぱなし、使ったバスタオルは濡れたままおきっぱなしの上、仕事の大事なものの管理まで任せないでください。任された覚えもありませんが…なくなると人のせい。責任感ということばのない人間にはあいた口がふさがりません。さて、ストレス過多、ノルアドレナリンの過剰分泌が続いてのうつ症状です。いっそのこと家にいなければ安全・安心の生活が送れるのですが。。。せめて出産までどこか出張していてくださいな。単身赴任で転勤もどうぞ。