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2011年01月25日
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カテゴリ:父の様子


回復期のリハビリには期限が定められている。

その冷酷さは、母のときに、父も痛いほど思い知ったはず。

でも、忘れてしまったのか、
自分に関係ないことはあまり関心を持たない父の特性なのか、

今回父自身のリハビリ期限のことも
何度も何度も説明しているのだが
どうも理解していなかったらしい。

父からメールが来た。

メールする-------------------
28日でリハビリは終了です。
2月以降は月13単位のリハビリです。
1単位は20分です。
月260分。
一週で60分程度です。
どこの病院に行っても同じだそうです。
退院日が決まり次第、
リハビリ計画プランを考えるそうです。
2月の頭にケアマネ、ヘルパー代表、
病院のソーシャルワーカーとの話し合いをします。
-----------------------



保険適用で受けられる回復期リハビリは
基本的に在宅に戻すことを目的にしています。
回復期を終えて、病院を出たあと、
在宅に戻れた比率が、その病院の成績になり、
病院への補助金の額も変わってくるのだそうです。

だから、基本的に、おうちに帰れる可能性のある人は
それを強く勧められる。
帰れるほど回復しなかった人は
特別養護老人ホームや老人保健施設を探す。
そうした施設も、「在宅」にカウントされるらしい。

先生が一番避けたいのは「転院」。
「保険を使ってリハを受けさせたのに、さらに医療費を使う「転院」だなんて、
お見立てが甘かったんじゃないですか?」ってことなんだろう。



父はおうちに帰るのが不安で、
しかもリハビリがもっと受けられると思っていたので
転院を望んでいた。

でも、先生やソーシャルワーカーや看護師さんたちに
おうちに帰る可能性を示してもらって
何度かおためしに帰ってみたら
俄然帰りたくなっちゃったらしい。

帰りたくなったら、今度は一日も早く帰りたいらしい。

外出練習をして、
お泊りの練習もして、
何が不自由かを体験してきて、
それに合わせて仕上げのリハビリメニューをたてる。
その間に、必要な介護用品やヘルパーの体制を検討する。
「そうした準備を整えてから退院するんだよ」と言うのだが、
「もう、大丈夫だ、できそうな気がする・・・」って。

なんだよ~、こないだまで、
「病院じゃないと不安だ」って、言い切っていたのに。


頭はぼけていなんだけど、
都合の悪いことは理解するのを拒否する頭らしい。
そして、
夢を描くとそれがすぐにも叶う現実だと錯覚してしまう頭らしい。


はぁ~、
いいんだか、わるいんだか・・・。

父に対しても母に対しても
子どもたちがお守りをしているようだ。








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最終更新日  2011年01月28日 00時26分03秒
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