WORLD ANTHEM　～世界に羽ばたけ～

ニュースでにわかに、時太山の死亡事故（事件）を取り上げられている。

大変、残念でしかたない。

１７歳の我が子を失われた、気持ち。想像するだけで悲しくなる。私は、想像だが、ご親族は、現実の世界だから尚のことだろう。
兄弟子たちがボコボコにしたようだが、名前が出てこない所を考えるときっと未成年なのだろう。その子たちにも、親がいるわけで、その親たちも心情も穏やかでないだろう。

なぜ、このような事になったのか？師匠、時津風親方が方向性を誤った。これに尽きる。弟子の教育を誤ったのではなく、弟子に指示したコマンド（指示）が違った。出してはいけないコマンド（指示）を出してしまったのだと思う。弟子は、信じていた親方の言うとおりに働いた、すると、警察で嘘を付くように次のコマンドを出した。しかし、弟子たちは、今度は、善悪の区別がついて本当のことを話した。

相撲界の体質がとか、いわれるが、これは、プロ・プロになるため、また生活のために勝負を行っているわけであるが、暴力は当然いけない、相撲で金属バットなど必要ない。しかし、練習のしすぎ、やらせすぎ、という尺度はどこから来ているのだろうか？まあ～みな、結果から、言うのだろうが、並みのことをしていたらよっぽど素質があれば別だろうが、並にもなれない。素質も、正しい訓練、練習によって引き出されるものだと思う。
あえて、言わしていただくが、スポーツの世界で～し過ぎと言う言葉は、どうかと思う。～し過ぎと成功は紙一重ではないか？一流のアスリートは、影では猛練習したとしても、練習はしました。と、しか言わない。決して猛練習も、当たり前と思って行っている。

相撲界の今後の方向は、北の湖の正しいコマンドにかかっている。私は、期待する。

不適切な表現かもしれないが、スポーツの世界は、師・先生が指導手であって、選手・子供は、犬。指導手が正しく、素直に聞き入れれば立派な選手になる。指導手が、誤ると、当然、誤った方向に行く。正しい関係が出来ていればいるほど、選手というものは、ラブのように一度信じた、者の言うことは必ず聞く。ハスキーのように、走りながら、右とコマンドが出て、雪崩を予知して左に行くことができるようになるのが、スポーツにおいては、一流ではないだろうか？状況判断というやつだが・・・

今回の、事故（事件）は、ある意味、弟子も被害者のようでもある。
（今後の捜査の状況を見守るしかないが・・・）

子供・いぬとの関わりについても置き換えられ、考えるところが多い。