追憶
長い間の放置ごめんなさい。************あれは・・・そう、年末の忘年会シーズンだった。連日連夜の忘年会でちょっと疲れの溜まっていた俺はつまんない宴を抜け出し、フォレスターでストレス解消に出かけた(もちろん酒は飲んでなかったよw)向かった先は、昔よく攻めていた峠道そろそろスタッドレスに履き替えなきゃいけないからその前に久々に楽しもうかなって感じだった住宅街を抜け、長いストレートの先に右コーナーが見える。「あそこからだな」心の中でつぶやいて、シフトダウン。ゆるやかなコーナーを抜けると、今度はストレート。いよいよフルスロットルだ。低いギヤからのフル加速は体をシートに押しつけてくれる。それほど広くない道幅だが、速度域が変わるとさらに狭く感じる。もちろん峠道なので、ガードレールの先は崖だ。「さぁいくぞ。」まずは軽い左コーナー。フルブレーキングからヒールトゥでシフトダウン。減速Gで体が前へ流れる。さすがに3点式のシートベルトでは支えきれない。軽くブレーキを残しつつ、左へステア。腰のあたりでGの移動を感じつつ、ステアの感覚とペダルの操作に神経を集中させる。フォレスターはスッとノーズを向け、クリップに近づく。「おwいい感じ♪」重たいフォレスターが気持ちよく曲がる快感はそうそう味わえない。アクセルオン。さすがAWDな加速は、また俺をシートに押しつけながらコーナーを駆け抜ける。カウンターなんか当てない。出口を睨みながら強引にステアをこじる。「おっしゃ!次!」短いストレートの後はちょいと広めな右コーナー若い頃何度も通ったコースだ。体が次のコーナーに自然と反応している「今度はフェイントかけてみようかな」調子に乗った俺はコーナーと反対の方向に軽くステアを切り、すぐ不安定な状態の中で右へ切り直す。ケツが流れるのを腰で感じ、カウンターを当てる準備に入る。ちょっと流れすぎか!アクセル調整しながらステアで軌道修正にはいる。派手なタコ踊りしながらなんとかコーナーを抜ける。「ほっ・・・」さすがにブランク明けで無理しすぎたかな?もうちょっと押さえて走らなきゃ・・・アクセルを少しゆるめる。と、その瞬間道路がライトに照らされて光ってる!「え・・・・・?」下界ではまだ凍結なんて・・・さすがに山の上では甘かったか><てか、せめて下見してから走らなきゃな何を焦ってたんだろうzzz後悔先たたずだな。