蒼の肖像

[合作] カテゴリの記事

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  夜空ノムコウ　ｗｉｔｈ　Y’s STYLE　～蒼き詩人自選集　合作編～

  -------------------------------------------　現在のリンク仲間にＹＵＫＩと言うニックネームがいるが、彼のニックネームはｙｕｋｙ。ＹＵＫＩ君と一緒でセンシティヴだった。知り合ったきっかけは、ｈａｎａちゃんのブログ。彼のリクエストに応えてＳＭＡＰの夜空ノムコウをアレンジしたのに対しｙｕｋｙ氏得意の画像でコラボしたものである。彼は繊細すぎたゆえに、知り合って数ヶ月でサイトを閉鎖した。「またどこかで」そう願う人物のうちのひとりである。

  2007年03月23日

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• Ｒｅ：　爪を研ぎ損ねた猫　　with 美咲　～蒼き詩人自選集　合作編～

  あなたの部屋の窓辺から飛び出して塀をつたってサヨウナラあなたは気まぐれ仔猫だと呆れて頬杖つくでしょう今でもこの胸はあなたで一杯心を持て余しているなんて決して悟られたくないんです最後まで我侭で最後まで悪戯なあなたの仔猫でいたいのですあなたに残した傷痕が私の愛の証だと本気で言ってもいいですか？いびつな爪では傷さえ残せぬと力いっぱい引っ掻いたあなたの睨んだその顔をわたしはきっと忘れません憎んでくれても構いません私をどうか覚えていてください気まぐれ仔猫がいたことをあなたのそばにいたことをわたしが夕暮れを選んだのはあなたが黄昏の窓辺でわたしを想い出すようにねぇ　可愛い罠でしょう？消えていくわたしを見つめる眼差し背中で感じてお別れです----------------------------------　「爪を研ぎ損ねた猫」は大切にしているテーマで仔猫と言うキャッチフレーズがぴったりの星野美咲氏は幾つものトラックバックをしてくれ、それに応えた。その軌跡がまたストーリーになっていて、息の長いテーマと化している。

  2007年03月22日

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• 帰る場所　ｗｉｔｈ　星涼風　　～蒼き詩人自選集　合作編～

  私の中の時計の針そっと　逆回転してみるのねぇ　あなたの言葉を初めて見たの何時かな不思議ね　その時から　私　あなたに夢中だった柔らかな羽毛が手のひらにふわふわ浮かぶようにあなたの言葉は優しくて　心地いいでも　あなたの時計はどんどん先に進んで私の秒針は遅くて　悲しいくらい遅くてときどき振り向く顔に　ごめんね　心の中　呟くのでも　きっとね　私は風みたいに走るのしっかり地面蹴って　あなたに追いつくよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（星涼風）君が少し硬いベッドの上で砂時計を逆さまにしている間僕は砂漠を旅しているそうさ　はじめて君と逢った場所だよ君と一緒に駱駝を並べて歩いている時はさほど旅も辛くなかったのに砂嵐で前が見えないよ僕が先に進んでいるなんてそんなの誤解だよ瞳を閉じれば白い部屋蒸留水の匂いとささやかな花パジャマ姿の君が少し窮屈そうにそれでも道筋を描いているように微笑むんだヴェールに隠された憂いを隠せない僕に大丈夫よと言っているみたいに君の帰る場所は僕の帰る場所月の砂漠でまた逢おう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（蒼き詩人）------------------------------------------------------ 「ボクたちの詩」の一節に、ボクたちにとって　詩は名刺であり恋文であり～と言うのがある。一時期の蒼き詩人は、訪れる人たちのコメントやレスに対してまるで恋人のように甘い言葉で返していた。詩と詩、言葉と言葉が恋をすると言っていた。この作品は、その手法により生まれた作品である。詩の交流は時として一時的な熱を生む。現実の世界でも病床に就いていただろう彼女に捧げた返詩は蒼き詩人にとっての記念碑となった。

  2007年03月21日

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• 桜色舞うころ　　ｗｉｔｈ　さいしょ 　～蒼き詩人自選集　合作編～

  二人歩いていた並木道を今は一人で歩く若葉が萌える時節に二人は出逢ったんだったね照りつける眩しい日差しに呼応するかの様に二人の心も熱くなった満たされていたすべて満たされていた紅に色づきときめいたまるで季節と逆行するように真っ白な世界になっても二人は温かく乗り越えたはずなのになぜなの？あなたはわたしを残して薄紅色の蕾が一斉に開く風に舞って嬉しそうに暖かな光が柔らかくわたしを包む誰かが言ってた「桜は　『出会い』と『別れ』　両方を意味する」今はそれがわかる気がする大丈夫よまた新しい花が開くからわたしは一人ここで穏やかな光に包まれる---------------------------------　前の作品と同じ曲をモチーフにしているのだが、またテイストが違っていいなと思える。さいしょ氏は、初期の日記に素敵なレスを残してくれてそれに対してよく合作してたものである。ドリカムやカーペンターズが好みな彼女の描く女性はどことなくノスタルジー溢れていて決してすれていない。またストレートに言葉が伝わるので、すごくコラボしやすかった。

  2007年03月20日

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• 桜色舞うころ　　ｗｉｔｈ　ぁゃな ～蒼き詩人自選集　合作編～

  今年も桜の花が咲き始めたね君は覚えてるかな？あの頃気の合う仲間同士で花見に行ったよねあの頃は僕も　君もお互い片想いのままでまるで淡い薄紅色みたいだったそれから何日か経ってから２人だけで一緒に桜を見に行ったよねあの花の色を覚えてるかな？はじめて行った時より色づいていたねあの日から僕らの想いも加速していった仲間と行った時と勝手が違って沈黙の時間が多くかったそれを紛らわすようにはしゃいでみたりかえって緊張に押しつぶされそうになったり・・・僕らの暗黙の了解友達以上恋人未満・・・それは傷つかないための手段だった君は覚えてるかな？僕は桜の季節が来るたびに思い出すよ今はもう会うことはないけれどいつか笑い合って話せたらいいねまた桜の樹の下で思い出を語り合いたいね桜色舞うころ僕はひとりで君を想う花びらの淡さにあの日の二人を浮べて-----------------------------------　ぁゃな♪ちゃんには悪いが、この作品の経緯を正確に覚えていない。おそらくぁゃな♪ちゃんの作品かコメントをベースに中島美嘉の楽曲をモチーフに合作したものと思われる。ぁゃな♪ちゃんとは、初期には主にピーターパン等の童話をモチーフにした合作、冬ソナにちなんだものを発表した。最近では、気分上々↑↑の時の彼女の詩を合作に持ち込むことが多い。ん？リンク仲間で一番続いてるのは、もしかしてぁゃな♪か？

  2007年03月19日

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• 点と線　　ｗｉｔｈ　Ｒｅ檬 ～蒼き詩人自選集　合作編～

  古ぼけたミシンが紡ぐ糸あなたとの記憶呼び戻すせっせ　せっせと穴あけて一点の傷も思い出したくないのだとあなたは言ったそれならば　二度と触れないことがあなたの力になるのだろう振り返らず　忘れるがいい忘れな草もあなたの前では咲かぬだろう私は　いつでも振り返るぐるぐると首を廻しながらなぜならばそれが私の生きた証だから傷は全部受け止めてやる自分自身の傷ならばかさぶた剥がす勢いで飲み込んでやるそれがたとえ毒であろうとその毒にあたろうと点を線にするためにあなたが痛いと言っている　その時は別の痛みを感じてる別の怒りを感じてるあなたは気付いているだろうか好きなだけ無邪気に引っ掻いていたことを私を柱と間違えていたのかさようなら私の仔猫さようなら生々しい痛み傷が傷で無くなるまで私は　いつでも振り返るあなたとは違うやり方であなたと暮らしはじめた頃に買ったミシンがカタコトと糸を紡ぐ少したどたどしい直線がブラウスの生地を横切った------------------------------　昭和の現代詩の香りを色濃く残すＲｅ檬さん。つられてそれなりの詩で合わせてしまう。傑作と思う作品は多いし、思い入れの深いのも沢山ある。その中でも文体が一番まとまっているこの作品を選んだ。　ちなみに、この作品が元で星野美咲先生がはじめて、コメントなすった。

  2007年03月18日

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• はる　　ｗｉｔｈ　榊龍舞 ～蒼き詩人自選集　合作編～

  春雨だ濡れて行こうと雨に歩けば降る雨は心なしか温かいされど心はまだ冬眠から覚めずに頑なに閉じこもっている気を張るのに疲れ一人の部屋でほろりと涙それはあたかも春の雨に似て雨が降るごとに春に向かっていくのであれば涙を流すたびに心も豊かな方向にむくのだろうか-----------------------------------　ラスト４行が榊殿の作品で、この部分だけでも十分短詩として成り立つのだが、「いいなぁ」と思い付け足してしまった。蛇足になることを恐れながらも合作に持ち込むところが、蒼き詩人の蒼き詩人だる所以であろう。榊殿をフィチャーした作品の中では、代表作と言うべき「吾が泉枯れることあらず」があるが、季節柄と個人的な好みでこちらを選んでしまった。榊殿の言葉をそのまま受け取れば、彼女の心を引き出しているらしい。そういう言葉を頂くと合作しやすい。

  2007年03月17日

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  Sign　　ｗｉｔｈ　ｅｍｉ 　～蒼き詩人自選集　合作編～

  私はあなたにとっての空でいたいとおもうょ悲しみも包み込むようないつも見上げるとそばにいるようなそんな関係でいたいそれは、偶然じゃなく必然だよねきっと、、、あなたにも私は、必然で私もあなたが必然なんだね----------------------------------------------　ソラアイのアレンジ詩をアップした時に訪問してくれたのが、ｓｏｒａーａｉことｅｍｉさん。彼女の撮る写真はとても素敵だった。無理もない。自然が豊富な北海道が舞台だからだ。そのｅｍｉさんが画像の中に蒼き詩人のアレンジ詩を浮かべてくれた。ミスチルのｓｉｇｎを４作品アレンジしているが、１作目が一番オーソドックスなアレンジかなと思う。

  2007年03月16日

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• Ｐｉｎｋｙ　ｍｅｅｔ　ａ　Ｂｏｙ　ｗｉｔｈ hana 　～蒼き詩人自選集　合作編～

  いま何時？　やばっもうこんな時間 ！！もうじきあなたがこの町に着いちゃうあ～あ　せっかく朝からシャワー浴びて　気合入れてめかしこんでたのにペディキュアをまだ塗っていないけど諦めて出かけよう空を見上げている猫あなたがいる空をみているの？思わず急いでいた足が止まる猫とおんなじ目線になるもう少しだね。。。よかった間に合ったみたいでも　動揺してるとこ見抜かれたくないなどきどきする気持ちを抑えて読みかけてた「冷静と情熱のあいだ」開いてみるちょうどあおいが順正と出会うシーンなのまるで今日のわたしたちみたいでなんだかもっとどきどきしてきちゃったあなたと逢うまではまるで捨てられた子猫なのでもねあなたの笑顔をみた瞬間わたしのどきどきはおさまって幸せに包まれるのを知っているあっ！　あなただわたしを探している唇の端にコーヒーかしら？なんか　ついてるし・・気付かない振りしてこのまま読んでいよう幸福の気配が近づくまであと少し。。。------------------------------　蒼き詩人初期の合作。ＨＰ立ち上げの時から、支えてくれたｈａｎａちゃんとのコラボ。ＪＵＤＹ　ＡＮＤ　ＭＡＲＹ のＰｉｎｋｙ　Ｌｏｖｅｓ　ｈｉｍのアレンジにｈａｎａちゃんがレスしたのを元に合作した。ＪＡＭも「冷静と情熱のあいだ」も彼女がいなかったら見向きもしなかっただろう。初期詩篇に多大なる影響を与えてくれたｈａｎａちゃんに素直に感謝したい。

  2007年03月15日

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• 蒼空　ｗｉｔｈ　夜ノ葉　恭下　～蒼き詩人自選集　合作編～

  汚れた街 汚れた路地足元を流れるのは澱んだ水悪臭にうんざりしながら壁に貼られた広告を無視して歩いていくんだボロボロのズボンにポケットも底が破れて携帯も腕時計もとうになくしたさ無一文で何も持っていない俺世間が騒いでる事にも関心ないしもてはやされる偶像（ヒーロー）に興味ない何も知らないし 何もわかりやしないああ 世捨て人だよだけど俺は見つけた 汚れた街の間から目が痛くなるくらいの蒼空を高くて 遠くて 掴めなくても確かに俺を包んだ精一杯伸ばしたこの手に触れた大切な蒼を空の欠片を------------------------------------------　携帯サイトをはじめると言ったけど、元気にしてるかな？危ういほどに、人間を嫌い動物愛護の精神を持った彼女は早熟の詩人だった。最後に「迷惑おかけしました」と挨拶していったけど、迷惑かけられた覚えはない。動物愛護と人を愛することで意見がすれ違った事はあったけどね。また遊びにおいで。

  2007年03月14日

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  なみだのうた　with それいゆ☆　～蒼き詩人自選集　合作編～

  やめようと思っては夜毎口にするお酒みたい薄暗い部屋で今日もわたしはひとり涙する泣いて　泣き腫らしてまるで泣く事に酔うかの様に泣いて置き去りの悲しみがいつしかわたしの中で時を削る心の拠り所になるの泣くことがこうして生きている証みたいに想い出が神聖な墓碑みたいに畳に染み入る小さな池それはなみだのうた--------------------------------------　それいゆ☆氏とのコラボ、なみだのうた３部作の１作目。それいゆ氏のイラストを見て浮かんだイメージを詩にした。捻ることなく自然にフレーズが流れるので、氏との合作は楽である。

  2007年03月13日

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• 金魚　　Ｐｒｏｊｅｃｔ　Ｋ

  縁日の夜　２人ですくった金魚　ずっと見てるせまいビニールの中　所在なさげに泳いでるだけど　いっしょけんめいでほほえましいぎこちない尾ひれまばゆい赤が　浮き草を揺らすしょぼくれた瞳でもかわいいね　すごく小さくて泳ぎが下手でも　愛されるならいいと思う誰よりも君に　愛されるならいいと思う僕も真っ赤な服を着てみたい肝心なことを言えないまま縁日の夜　２人ですくった金魚　ずっと見てるまだ君と僕の距離は　計りしれなくて時々触れる肩先が　くすぐったくてたまらないよミニモニ。のお面指差しながら　肩を並べたね飲みかけのラムネビックリしたよ　急に渡されて例えばバカでも　愛されるならいいと思う誰よりも君に　愛されるならいいと思う間接キスの温度は唇に残って逗子の花火は　誰と行くの？縁日の夜　２人で救った金魚　ずっと見てる

  2005年03月23日

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  ソラアイ 　 with 　ｓｏｒａ　ａｉ

  image by sora ai想いを伝えた瞬間に心はますます曖昧になるのスッキリした晴天でもなくかと言って土砂降りでもない少し　照れながらわたしの名前呼ぶあなた好きだったなんだか初々しくてあなたを見ている間だけはわたしの　そうわたしだけのあなたみたいで。。。愛を告げたあと　ムショウに寂しくて言えない言葉　胸を苦しくするあんな愛し方で　縛り付けて本当に　ごめんね今さら　晴れるわけはない空それでもわたしは今日もあなたを想い出し生きてみるあなたがわたしに望みをくれたようにわたしもまた　いつか誰かとときめきを分かちあえますように今になって感じるの二人は似たもの同士だったのねこんなわたしのせいで虚しい想いをしたのよね互いを気遣い合う愛は心を見つめるほどに　哀しさが伴い傷跡を残せたならば　わたしは想い残しはなかったのかな何とも言えない藍色の空を眺めてはあなたの言葉　噛み締めてみる夢中に追い求めた日々は忘れたくても簡単には消えてくれない季節は巡り　約束の夏へわたしはまだ引きずっているあなたとの日々を求めているきっと　重い雲の上には輝く世界があって少し薄めの藍色の空にわたしはあの日の幻を見て　がむしゃらに生きるあなたが夢を見させてくれたわたしも誰かに愛を与えれるように、と哀　イ　ロ　のソラを見つめて

  2004年07月19日

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