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カテゴリ:テレビ
ノッポさんは、『できるかな』終了後も、絵本作家、紙芝居作家、俳優、歌手として、子どもと長年向き合ってきたが、氏には独特の「子ども観」がある。ノッポさんは子どものことを、「小さい人」と呼び、つねに尊敬の念を持ってつきあっているというのだ。 「小さい人たちというのは、実にいろいろなことが分かっているのです。大人が思うよりも、いやおそらく大人よりも、ずっとずっと賢いんですから」 「どんなに幼い子であろうとも、小さい人と向き合う時はいつも、敬意を表しています。ひとりの人間として対等に丁寧にを心がけていますから」 と語るノッポさん。 そんなノッポさんが自身の人生哲学を盛り込んだエッセイ『ノッポさんの「小さい人」となかよくできるかな?─ノッポ流 人生の極意─』を、11月17日に上梓する。 ノッポさんが同書に込めたメッセージは、「『小さい人』だったあの頃、どんな人もみんなきれいで、賢い存在でした。あなたは自分の中の『小さい人』を大切にしていますか…?」というもの。いつの間にか「大きい人」となって、家庭を営んだり仕事に邁進したり、社会の荒波に揉まれる「元・小さい人」にとって、心温まる珠玉のノッポさんの言葉に出会えるかもしれない。 ◆高見のっぽ:1934年5月10日生まれ。1967年から20年超にわたりNHK教育テレビで放送された『なにしてあそぼう』~『できるかな』では、一言もしゃべらずに鮮やかに工作を生み出す“ノッポさん”として出演。同時に、作家・高見映として多数の児童書、絵本、エッセイなどを発表。現在は、俳優・作家・歌手として幅広く活躍中。新刊『ノッポさんの「小さい人」となかよくできるかな?―ノッポ流 人生の極意―』刊行記念イベントとして、11月25日19時~東京堂書店・神田神保町店にてトークショー&紙芝居の朗読会を開催予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.04 11:38:23
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