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本屋で偶然見つけた前田建設ファンタジー営業部(幻冬舎)。パラパラ立ち読みしていたら、買ってしまった。。。
内容は単純で「マジンガーZの格納庫の工事受注を受けたらどうなるか?」という話なんだけど、むかし流行った空想科学読本と違い、コッチはかなりのマジモードで面白い。 最先端の土木技術を駆使し段階を追って検討されていて、最終的に「予算72億円、工期6年5カ月(ただし機械獣の襲撃期間を除く)」という見積もりまで完成。それもそのはず、前田建設は実在するんですよね。ホントに(笑) 実名の社員も登場するし、あきらかに企業のイメージアップ戦略のひとつなのだけど、ここまでやられるとバカを通り越して賞賛に値します。 スゴイゾ前田建設!前田建設工業株式会社のHPで展開されている空想上の建物を設計するファンタジー営業部の著書。 第一弾は光子力研究所殻の発注でマジンガーZの格納庫の設計。私はマジンガーZ世代ではないのでピンとこないのだが、マジンガーZの世界を再現するために土木や機械など各業種の専門家が大まじめに考えている。 この一冊を読めば建設プロジェクトがどのように進行していくのかわかるというところがすばらしい。また、一般的な施工と比較することで既存の技術も示し、さらに実現のためにどのような問題点があるのかまで示されている。ちゃんと前田建設のCMにもなっていて、企業にとってもとても良いイメージアップ戦略と思いますバブル崩壊後の建設会社は厳しい経営環境に立たされています。 そしてHP上では、PROJECT-1「マジンガーZ編」に続き、PROJECT-2「銀河鉄道999編」も公開されているので、コチラも必見。 会社にも読者にもうれしい、一粒で二度おいしい本です(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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