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セミリアイア「晩年」日記

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2023.12.06
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カテゴリ:エッセイ集
​「ブログ」という媒体が、「FACE BOOK」や「X」、「インスタ」などの短文や写真投稿サイトに取って代わられ、日常生活の記録・報告的なものになるにしたがって、長い文章を綴る人間は急速にいなくなった。「文芸誌」は質・量ともに低下の一途を辿り、映画やドラマは倍速視聴が一般的になっている。要は、文章を味わったり、俳優の演技を批評したりする人間は完全にマイノリティになったということらしい。

安手の感動を「トリハダ~~!」と絶叫することでしか表現できず、くだらないドラマのクライマックスを「神回」などと騒ぎ立てる「精神の貧困」は、もうどうしようもない状況なのだ。

もちろん、そう言う自分にしたところで、ここで何を食べたとか、病院に行ったとか、自分にとってすらどうでもいい駄文を綴ってきた。しかし、自分の人生は、もう「晩年」である。そんなくだらないことは、もういいのではないか、そんなことにかかずらわっている時間はないな、と思い始めている。別に、誰が読むというわけでもないし、こんなところで顔の見えない読者と交流などしたくもない。が、自分の「思想」(と、呼べるほどのものはないのかもしれないが、それでも訳知り顔ののバカが書く文章よりは、よほどマトモだろう)は、ここに書いておきたい。

今までも、そういう類いの文章は、雑多な文章の中に埋もれている。例えば、
「強意」と「限定」。あるいは、「~~しかない」という言い方について。という文章を少し前に書いたのだが、言葉を教えるものとして、これは書いておかなければならないと考えたことだった。今までに300ほどのアクセスがある。

例の
「(Ora Orade Shitoriegumo)」の解釈については昨日も一番読まれていて、1200アクセスを越えている。これは、滅多にやらない「詩」の授業の課題に対する自分の解答なのだが、おそらく新しい解釈であり、少なくとも独自の解釈である。自分がこの詩から受けた印象が根源にある。

できれば、もう少しそういう文章を書き残したい。あと、どのくらい書けるかも分からない。来年は70歳、男性の健康年齢は72.68歳(2023「高齢者白書」)、平均通りだとすると、自分はあと3年という「(精神の)余命宣告」を受けているのと変わらないことに気づき、愕然とした。75歳で介護率はぐんと上がり、介護が必要な理由の20%弱が認知症だという(同上)。

もし、そうならここでくだらない「日々雑感」などを書き散らしている余裕などないではないか。書かなければならないことを書こう、と思う。

今までのカテゴリーは、全部やめて、新たにいくつかのカテゴリーを設けることにした。「エッセイ集」がこの記事のカテゴリーだが、そのほかに「論考集」、そして身辺の出来事を書く「日記」、自分の人生のいくつかの局面を振り返る「半生記」くらいがあれば十分だ。過度に体系的にする必要もない。今までの記事も、少し直して、その価値があるものだけを再掲するということにしたい。

そういうわけで、このブログも「方向転換」する。これから、タイトルなども改めて、再出発である。おそらく、毎日は書けない。数日かけて、一つの意味のある文章を綴りたい。





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最終更新日  2023.12.08 06:18:51
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