日本映画専門チャンネルで金田一耕助～生涯の１０大事件～と称して、金田一耕助ものを１０本放送している。
　なんとなくまあいいかと放っておいたが、まだ全部観られそうなので観る事にした。

　で、『悪霊島』を観た。
　８０年、ジョン・レノンの死を知らされた元ヒッピーの三津木五郎（古尾谷雅人）が事件を回想するかたちで始まる。
　いや～古尾谷雅人が若い！年を取った風にしたかったのかスーツ姿に髭を生やしているのが、似合ってね～。

　番組の冒頭に金田一の年譜が出てくるが、それによると『悪霊島』は昭和４２年５５歳で解決となっている。
　その金田一をやっているのが、これまた若い加賀丈史だ。
　ヒッピーの三津木と同年代といった感じだ。
　原作の年齢は無視といったところか。

　瀬戸内海の小島、刑部島に渡った男が姿を消し、金田一は消息探しの依頼を受けてやって来る。
　島に渡る前に磯川警部に会い、先ほど上がった変死体が金田一が探している男らしいと教えられる。
　電車で知り合った三津木と一緒に島へ渡り、連続殺人事件の渦中に入って行く。
　そして死体の山が出来る頃に事件は解決。

　以前テレビで観た事があると思っていたが全然記憶に残っていなかった。
　続けて観る予定なので暫くするとごっちゃになってしまうような気がする。