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出発間際に乗り込んだ電車はどんどん人が乗り込んで来て
ぎゅーぎゅー詰めになってしまった。 気が付けば私はおっちゃんたちに囲まれていた。 背が高くない私は背の高いおじさんの肩甲骨におでこをくっつけ、 背後のおじさんは私の頭上のつり革につかまるから私の後頭部が ぐちゃぐちゃになりながら押されている。 人間の頭が首の上にある以上・・・頭はこの位置じゃなきゃ無理なんですよね。 顔面と後頭部を挟まれて目を閉じるしかない私でした。 瞑想・・・。 あららー!私のお手々が誰かのお尻に当ってる! 違いますよ!私はその気はありません!(T▽T) こころの叫び・・・届かない。 んんん!私のお尻にも誰かのお手々が当ってる! イヤン!おっちゃん!そこはやめて! お尻を少しひねってみる。 すると違うおじさんの微妙な部分に当りそうな? ダメだ!断念。もとの位置へ。。。(T▽T)ひゃー みんな何を考えているんだろう。。。 薄目を開けて状況確認。。。(-.-)キョロキョロ いちにーさーんしーごーろーく・・・しーち?! なんと七人のおじしゃんたちが私に接触してるではないか! おぅぅぅぅぅぅ!ぐるじぃぃぃぃぃぃい!離れてぐれー! あああああああ!左のおっちゃん!カバンを上げるんじゃない! 私のスカートまで上がってしまうじゃないか! そこまででやめてくれ!それ以上はムリだーーー! ふぅー。。。カバン下げたね。。。よかった。。。 あああああああ!またカバン上げるんかい! お願いだからやめてください! スカートそれ以上限界なんですけど! ふぅー。。。カバン下げたね。。。はぁ~はぁ~はぁ~ きっとカバンを持つ手が疲れるのね。 気持ちはわかりますけどね。 上がるんですよ。そのカバンと一緒に私のスカートまで。(T▽T) それはそうと・・・後ろのおっちゃん。 何もそんなにつり革につかまらなくてもいいじゃない? 私の頭そーとーつぶれているんですけど。。。 こんなに混んでいるんだから揺れて転ぶこともないでしょう? 前のおっちゃん。 あなたの肩甲骨さまに・・・お世話になっております。 べつに好きでこうなっているわけではございません。 べつに背中の臭いを嗅いでいるわけでもありません。 どうぞ誤解がありませぬように。。。 ぎゅーぎゅーぎゅー。 電車の揺れに身を任せ~揺れるしかない人間サンドウィッチ。 知らないおじさんたちの体温がバラバラに伝わってくる。 そうだ! 巻き寿司の海苔のように断熱材で作った筒をグルッと着て電車に乗ればいいんだよ! 駅でサイズ別に貸し出ししたりなんかして。 これって名案?特許なんか取れるかな?! これからの季節、ムンムンするし人の体温気持ち悪いし、雨降ると 人の傘で濡れちゃうでしょ。 嫌なのよね~~~ ジメジメべっちょり(*´○`) どう?どう?断熱筒服(←中国語みたいね) これって名案じゃないのかなーーー?(ノ∀`*)うわ~♪ 痴漢も触れなくなるでしょ。。。いいと思いませんか??? いやーーーーーどうしようーーーーーー! 特許が取れて製品化して大金持ちになるかもーーーーー! そんなことを考えながら自分の右手のぬくもりが妙に気になる私。 おじしゃま・・・私はあなたのお尻には興味はないのよ。 触れたくもないの。。。わかってね。。。 今どんな顔をしているの? すごく気になる私でした。。。(T▽T)いやん。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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