太陽のオーラ写真を撮るようになって、
「太陽の真の姿を多くの人に見せることがあなたの役割です」
といわれ、今までやってきていました。
本当にたくさんの方々に「色がキレイ」と感動して頂きました。
でも世の中には目が見えない方もたくさんいて、そういう人たちにはこの太陽の美しい色が見えないんだよな・・・と、どこかで複雑な気持ちがありました。
目が見えない人の気持ちを考えると、この「写真を見せる役割」というのになんともいえない気持ちになりました。
ですが最近、なんと全盲の方から、たくさんに写真のご注文を頂きました。
1回目のご注文の際は、私もそんなの全く気づかず、今までどおりご注文のやり取りをして、写真を発送しました。
そして写真をお届けしたら、
「友人たちに見せたら大好評でした♪」
と、すぐまたご注文があり、
その時に、全盲で音声パソコンを使っていることを知りました。
私は、
「失礼ですが全盲というお話ですが、太陽の写真はどのように知って、
どうやって見えたり(?)感じたりできるのか、
もしよかったら教えていただくことは出来ますか?」
と質問をしました。
でもその方は
「全然失礼じゃないですよ。ごもっともなご感想だと思います。」
と優しくお返事をくださいました。
(日記に書くことも快く承諾してくださいました)
その方は、中途失明で、鍼・灸・按摩・マッサージ・指圧の学校へ行き、クラスメイトから「気」を習い、
そこからいろんなエネルギーや波動に敏感になったそうです。
一番苦しかったのは、人のエネルギーだそうで、かなり長い間格闘したようですが、
触れることで情報を得、絵や写真も楽しめる喜びや感動を味わうことが出来るようになったそうです。
太陽のオーラ写真は、とあるサイトで紹介されたのを見たとき、コレだ!とピンときたようで、
写真を触れてみたい気持ちが高ぶり、すぐにご注文したそうです。
お友達とも一緒にすごい浄化のエネルギーだと喜んでくださり、
ブレスレットの浄化も「ありがとう」の写真に載せたら、すっきりしたと喜びのご報告を頂きました。
HPに書いた私の太陽の写真の説明なども共感してくださって、本当に写真を気に入ってくださってる様子がメールからとても強く感じます。
まだこの方との出会いはつい最近なのですが、
もうたくさんの写真を何度もご注文頂き、ほんとに嬉しく思います。
「出来るだけ笛木さんの写真が買いたい」
とおっしゃってくださいました。
なんかもう喜びを通り越して、しみじみしちゃいました。
昨日はお風呂の中で、
「目が見えない人が、私が撮った写真をお金を出して買ってくださってるんだなあ・・・」
と思ったら、もう嬉しいのと感謝の気持ち、またそれとは違う思いで涙があふれてきました。
私は写真をやるために今まで生きてたわけでもなく、
写真は好きで写真屋で働いていたけど、大学の授業以外ちゃんと写真を学んだりしてないし、
ただの素人で、たまたま携帯で撮った写真が不思議な写真で・・・
それだけで、写真を販売してお金をいただくようになって、時々ほんとに申し訳ない気持ちになります。
「こんなんでいいのか」と思います。
でも、やっぱりこうやって写真を喜んでくれる方との出会いがたくさんあって、
応援してくださる方がどんどん増えて、感謝だなあと思います
これからも、こういった嬉しい出会いを励みにがんばります!