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一本杉の弘法大師像 (高越山の弘法大師像はお椀を持っていましたがここは数珠) 焼山寺境内の木々(上)と本宮前(下) 昨日はやっぱり疲れていたんですね、9時から横になって今朝6時半まで寝てしまいました。一回目に目を覚まして時計を見たら11時35分だったのでビックリしましたが、そのまま又眠りにつきました。 昨日は最初の休憩した長戸庵に着くと一人休憩していました。「どちらからですか」と訪ねると「福島から」とのこと。43日ぐらいで八十八ヶ所を回るそうです。休憩していたら3人連れが到着。2人は山口からで一人は広島から。 次の柳水庵で休憩していると若者が一人到着、東京からで25歳だそうです。野宿をしながら回っている様子、「お接待です」と500円玉を差し出すと「有難うございました」と念仏を言いながら「奉納札」をくれました。今までにも何人も「お接待」しましたが、お札を貰ったのは初めてでした。 その「奉納札」には、今日の日付・住所・名前・年齢と「願意」が書かれています。帰ってじっくりとお札を見ると、彼の願意には「世界平和」・名前は「○山元気」と書かれていました。 その彼とは一本杉・焼山寺でも会いましたが、焼山寺本宮前の店でうどんを食べていると入って来た時にはビックリです。よほど私達と縁があるのでしょう。一杯200円の安いうどん代をついでに払ってあげて夫のあんぱんも差し上げると「有難うございます」と何回もお礼を言ってくれました。元気君が無事結願できることを祈っています。 「へんろ道」には、沢山の案内札が木々にぶら下がっています。それには名前がついていますので、誰かが祈りを込めてつけたのでしょう。その中に「こころをあらい こころをみがく へんろ道」と書かれた札が目に留まりました。「心を洗うだけでなく、心を磨くんだんあ」なんて考えさせられました。 四元なおみさんが八十八ヶ所を回っている様子がNHKで報道されていますが、結願を前に「歩く中で風になびく草木に接し、自分も生かされているんだと感じた」と今朝の報道で言っています。 石川文洋も「四国八十八ヶ所」のあとがきで「チョウが花の蜜を吸う光景は見慣れてはいても、遍路の中で見ると花とチョウの息づかいを感じます。それは歩いているうちに風景に敏感になっているからだと思います。失われた自然の中で懸命に生きたセミ・トンボなどの小さな生命が印象に残っています」と書いています。 私も山登りをするようになって、自然の中で生かされている自分を感じます。いつか機会があったら歩いて八十八ヶ所を回りたいと思っていますが、いつになる事やら・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.23 19:49:18
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