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カテゴリ:車
たまには車のねたで(^^; 管理人の愛車、平成9年12月式 スバル インプレッサWRX です。 けっしてSTIヴァージョンではありません。 購入後、自分で少しずつ加工したり、お店に頼んで部品を交換してもらった結果です。 3年前、まだ相模原に住んでいた頃に、JAF系のシリーズ戦に参加するつもりで それなりにいじりました。 そんな中でやったちょっとした加工を教えます。 GC8型のインプレッサは、エンジンルームが手狭で、はみ出たものが左右のフェンダー の中に入ってたりします。 最新型(GDB-F型)でも、ウインドウォッシャー液のタンクが左フェンダー内に 入ってます。 似たような発想で、GC8型インプレッサの場合、ウォーターポンプに付いている クーラント液(LLC)タンクからあふれた水が流れ込む『リザーバータンク』と 呼ばれるタンクが左側フェンダーのあの薄っぺらい空間に入っています。
つまり、向かって右側に見える細いパイプの部分しか水が入らず、ここに入りきれない 水は結局ポンプ側タンクに逆流(というより、あふれても水の行き先がない状態)して しまい、ポンプ自体はラジエターへ強制的に送り込んでしまう羽目になります。 結果として、競技などでアクセルのON/OFFが激しくなるとラジエターの上側の 水を送り込むパイプに負荷がかかっていき、最終的には処理できず、パイプがすっぽ抜け たり、最悪破裂してしまいます。 管理人の車も、テスト走行を兼ねたミニサーキットでの走行会に参加していて、いきなり すっぽ抜け、わずか数週しか走れなかった苦い思い出があります(TT) よくGC系のDIYで、バッテリー前に缶コーヒーの空き缶や、小さめのペットボトル やショットボトルを取り付け、フェンダー内のリザーブタンクから出てエンジンルーム の底の方に逃げているパイプを中に入れている人がいますが、実はあれ、リザーブタンク に入らなかった水が出てきているだけなんで、やっても意味がありません。 だって、元々下に垂れ流してた水を受け止めているだけですし(^^; 同世代のレガシィ、フォレスターにはこのようなことがありません。 というのは、リザーブタンクはフェンダー内ではなく、ラジエターの裏に大きいものが 取り付けてあります。 インプレッサも、NA系と、GD型になってからこの方式を採用しています。 なぜ、競技に一番使われると予想されるWRXだけそんなことになったのかは定かでは ありませんが。。。 で、管理人もその教訓をもとに、ある加工をしました。
実はこれ、同世代のフォレスターのリザーブタンクです。 取り付け金具を作って貰い、ラジエターと共締めで取り付け。 本来のリザーブタンク行くパイプをラジエターの端くらいで切断し、タンクに穴を開けて そのまま差し込んでます。 驚いたのが、これを取り付けて貰い、神奈川から山梨まで高速道路を使って帰ってきただ けで、タンクの底10cmくらいLLCが入ってました。 取り付けて加工をしてもらったお店の社長からも、「GCで競技するなら、この加工して おかないと痛い目にあうよ」と言われてしまいました。 気になる方、GCでまだがんばっている方、お試しあれ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.26 00:13:40
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