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テーマ:アロマテラピー!(1425)
カテゴリ:アロマテラピー
パルマローザ精油 学名 Cymbopogon martini
香りはゼラニウムのようなハーブ系でもあり、でもどこか柑橘系の ような不思議な甘いフローラル系。ゼラニウムと同様、女性は大抵 好きなようですね。 水蒸気蒸留法で抽出したローズオットーにも近いです。溶剤抽出の ローズアブソリュートとは成分も違います。ローズオットー抽出時 の蒸留水のフローラルウォーターには違う成分が溶け込んでます。 イネ科の草でレモングラス、シトロネラに近い種です。インド原産で 「インディアンゼラニウム」とも呼ばれます。今では、アフリカ、 マダガスカル、南米、セーシェル諸島、ジャワ島など広く栽培され、 大くは化粧品や香水の原料として世界中で使われています。 モチア(motia)とソフィア(sofia)の2系統があり形は似てますが、 精油の香りには差があります。ローズっぽいモチア系統が好まれ、 ソフィア系統の精油はジンジャー似なのでジンジャーグラス油と 呼ばれて、パルマローザ油と区別されています。 ![]() 原産地インドでは伝統的医学で古くから使われてきました。 香料業界で重宝され石鹸や化粧品、香水に使われます。ローズや ゼラニウムに含まれる「ゲラニオール」が多く、割と安価だからです。 なので、ローズの「偽和(ぎわ)」には頻繁に使用されます。 「バラ」の香りの商品はパルマローザを加工した香料をよく使います。 何しろバラ精油は桁違いに高く20倍くらいしますから。 精神面では、「バランス」を取る精油。 気持をゆったり落ち着かせる一方で、明るく高揚させる作用も。 ストレスや不安で落ちこんだ時はリフレッシュしてくれ、消化器系を 強壮し、食欲を刺激します。また、穏やかな催淫作用もあるそうです。 肌によいことでも知られ、キャリアオイルでフェイシャルにも使います。 細胞再生の作用があり、傷跡を薄くしたり皮膚の炎症にもよいそうです。 (パッチテストはしてくださいね。) イランイランやゼラニウム同様、皮脂への働きもバランスを取るので 脂性肌にも、乾燥肌にも使えます。 しかも、肌を引き締める効果と、しっとりと保つ効果の両方があります。 色んな面でアンビバレント、両義的な精油。調和系。 いいですね~(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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